ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2760 国際ロータリー第2760地区
ガバナー月信
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 ガバナー月信 No.5 11月 ロータリー財団月間
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■ロータリー財団月間によせて

2005年〜2006年度 研究グループ交換(GSE)について

研究グループ交換(GSE)委員会 委員長 矢形 修己

1. 概要
 1965年に発足したロータリー財団の「国際交流プログラム」であります。
 GSEの発足年度は、34チームが参加しましたが、2001〜2002年度には544チーム、2002〜2003年度には397チームが参加するまでに発展しました。このプログラムは年を追うごとに参加者が増え人気の高いひとつです。
具体的には(1)国を異にする2つの地区がペアを組んでおこないます(2)メンバー構成はロータリアン以外で事業または専門職に携わる年齢25〜40歳の選ばれた4名とリーダーのロータリアン1名を加えて編成、相手地区に派遣します。(3)派遣もしくは受け入れ期間は4〜6週間です。発足以来100カ国以上から37,000人(約7,600チーム)が参加しています。
2. 目的
 異なった文化と職業の交流の場を提供する機会です。チームは派遣期間中、他国で同じ職業分野の参加活動、勉強、ホスト地区で歴史や文化を学ぶことにより異文化経験に浸りホストファミリーや地域社会の人々と親睦を深めます。また、クラブ例会やロータリー活動で日本の歴史と文化を通じ国際理解、親善、友好関係を高める手段のひとつとなります。
3. 事業の経過
 このプログラムは従来 同一年度内に2地区間で派遣、受け入れを行って参りましたが、2002年度より隔年の派遣、受け入れに変更されました。岡部ガバナー年度(2003年3月〜4月)当地区より9520地区に派遣しております。昨年度(豊島ガバナー年度)は、2003年11月に9520地区より2760地区が受け入れました。日程も当該地区の地区大会開催日を含むことが多いです。しかし、大島ガバナー年度は全GSEチームに「100周年記念GSEチーム」という特別名称が付、また愛知万博開催が重なり、DDFを使用して、単年度に派遣と受け入れを実施することになりました。(高橋ガバナー年度 予算・活動時間など併用)
a) 提携先RI 第5370地区の概要
カナダの4州(アルバータ州・ノースイーストブリティッシュコロンビア州・ウエストサスカチュアン州・ノースウエスト準州イエローナイフ)でカバー
南北1300キロメートル・東西400キロメートルからなる地域
54クラブ 2,500名の会員数 エドモントンを中心とする
b) 地区の産業(主にアルバータ州)
農業は世界有数の生産性を誇り、カナダ全体の年間生産高 約25%を占める
エネルギー州でもあり、カナダ全体の通常石油埋蔵量 65%以上
天然ガス80%強、ビチューメンとオイルサンド100%存在
食品、飲料の加工は州最大の製造業である。
石油化学とプラスチック、林産品等がここ数年に行われた州経済多角化の成功を物語っている。
工業製品の多様化も進んでいる。
サービス部門はGDPの60%を占める。壮大なロッキー山脈、ジャスパー、バンフ量国立公園が有名である
4. 受入(大島ガバナー年度・高橋ガバナー年度)
受入期間 2005年3月26日〜4月23日で実施
GSE委員長 矢形 修己(名古屋北RC)
チームリーダー リック・ハーコート(エドモントン・アーバンスピリットRC)
チームメンバー シンディ・グランド、ロブ・スクワイアー、
クリストファー・ナッシュ、サム・ヴェルテニゥク
5. 派遣(大島ガバナー年度・高橋ガバナー年度)
2005年5月8日〜6月6日迄 RI 5370地区(上記)
GSE委員長  矢形 修己(名古屋北RC)
チームリーダー 硲 伸夫(豊田西RC)
チームメンバー 平井 哲、松原 亜希子、河村 明香、井上 貴美子
6. 近年の実施状況
(1) 1997年〜1998年度 (犬飼ガバナー年度)
相手地区 RI4430地区(ブラジル・サンパウロ)
受入期間 1998年3月24日〜4月23日で実施
派遣期間 1998年5月 2日〜6月 1日で実施
GSE委員長   松前 憲良(一宮中央RC)
受入チームリーダー   豊田 淳治(スザノRC)
チームメンバー   ルイス・エドワルド・ペッセ・デ・アルーダ、アニッキ・コロンフリー、アンドレイア・モレイラ、カシア内山
派遣チームリーダー   犬飼 芳樹(名古屋東南RC)
チームメンバー   村田 修、内藤 幸子、高橋 利治、横田 悌三
(2) 1999年〜2000年度(野村ガバナー年度)
相手地区 RI6600地区(アメリカ・オハイオ州北西部)
受入期間 2000年3月26日〜4月22日で実施
派遣期間 2000年4月25日〜5月24日で実施
GSE委員長   山田 達(半田RC)
受入チームリーダー   リチャード・M・ロジャース
チームメンバー   ジニー・W・ロスフェルド、マーガレット・P・ストゥッドベイカー、ステファン・B・ヘス、ショーン・P・ケラー
派遣チームリーダー   石川 百代(豊橋RC)
チームメンバー   榊原 豪、小島 成樹、磯村 彰秀、中島 佐和子
(3) 2000年〜2001年度 (福田ガバナー年度)
相手地区 RI2320地区(スウェーデン北部)
受入期間 2000年10月31日〜12月1日で実施
派遣期間 2001年 4月20日〜5月20日で実施
GSE委員長   石田 弘幸 (小牧RC)
受入チームリーダー   リナート・クレフボム
チームメンバー   シャネット・ステンマン、アンーカトリン・ホエルンフェルト、ティナ・ボンデスタム、アンダーシュ・ソルクビスト
派遣チームリーダー   須賀 碩二(豊田RC)
チームメンバー   渡辺 博明、船津丸 昌好、勝本 由貴、加藤 千夏
(4) 2001年〜2002年度(太田ガバナー年度)
相手地区 RI3750地区(韓国・京畿道)
派遣期間 2001年10月 6日〜11月 5日で実施
受入期間 2001年11月 2日〜12月 2日で実施
GSE委員長   深谷 友尋 (名古屋みなとRC)
派遣チームリーダー   伊藤 信吾(西尾RC)
チームメンバー   岡田 健太郎、筒井 友佳子、小林 めぐみ、小栗 あゆみ
受入チームリーダー   姜 昌浩
チームメンバー   李 明福、李 洪根、姜 慶淑、金 學龍
(5) 2002年〜2003年度(岡部ガバナー年度)
相手地区 RI9520地区(南オーストラリア・アデレード)
派遣期間 2003年3月22日〜4月19日で実施
GSE委員長   深谷 友尋 (名古屋みなとRC)
チームリーダー   浅見 弥進男(一宮北RC)
チームメンバー   杉浦 徹、太田 晃二、高木 理加、佐藤 亜紀
(6) 2003年〜2004年度(豊島ガバナー年度)
受入期間 2003年11月1日〜11月 29日で実施
GSE委員長   矢形 修己(名古屋北RC)
チームリーダー   マルコム・リンクイスト(ブラウンヒルRC)
チームメンバー   トム・ギルバート、マイケル・ハミルトン、
キンバリー・ロシッヤィム、ピータ・チェック
7. 現在の課題
日本と開発途上国の地区との研究グループ交換が活発に行われることが挙げられます。
それにより幅広い交流が行われると同時に世界社会奉仕への糸口もつかめる機会を持つことも可能となります。

 最後にGSE委員会はプログラム終了後も多くのメンバーがリピータとして、年間3-4家族の方に来日いただき、交流を図っています。またこちらのメンバーも旅行、Eメールなどを使用し交流を図っています。
 こんなすばらしいプログラムです。是非卓和などにご利用いただき、ロータリー財団のすばらしい活動に触れていただければ、幸いに存じます。