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TOP PAGE > ガバナー月信 > Vol.5 11月 | ![]() |
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地区財団奨学委員会 委員長 川辺 清次 ■国際親善奨学金国際親善奨学金はロータリー財団発足以来、民間レベルとしては世界最大規模の奨学制度です。ロータリー財団奨学金の目的は、男女を他国の教育機関で勉学させることによって、相異なる国民間の理解と友好関係の増進に寄与することにあります。 毎年約800〜1300名くらいの財団奨学生がロータリー・クラブと地区、学校や市の機関、その他のフォーラムへの公式、非公式の参加を通して、受け入れ国の人々に対する優れた「親善使節」として行動しています。 財団の国際親善奨学金には次のようなものがあります。 ◎1学年度(9ヵ月)の国際親善奨学金:旅費を含めた上限支給額は、2006-07年度より米貨26,000ドルとなります。 ◎マルチ・イヤー国際親善奨学金:これは学位取得を目的とする2年の奨学金です。支給は1年につき2006-07年度より13,000ドルとなります。 ◎文化研修のための国際親善奨学金:3ヵ月の語学強化研修と相手国の文化に溶け込むことを目的とするプログラムです。上限12,000ドルです。 この7年間の世界の奨学生は下記の通りです。1947年の18人から大きく発展した奨学金プログラムですが、近年徐々に減っています。
日本が受け入れる奨学生と派遣する奨学生の数は下記の通りです。やはり年々減っています。
■ジャパン国際親善奨学金 この奨学金は日本だけが利用する奨学金で、奨学生に日本で、日本語および日本文化を学ぶ機会を提供することを目的にした3年間の試験的プログラムです。2006-07プログラム年度をもって終結することが決まりました。以後は日本語の研修等については寄贈文化研修奨学金を利用する事になります。 ■世界平和フェローシップ(World Peace Fellowship) ポール・ハリス没後50周年と財団の教育的プログラム創設50周年を記念して、国際関係を研究するためのロータリー・ポール・ハリス・センターの設立計画を立てた。これは異なる地域の評価の高い6〜8大学と提携して行われる計画です。世界問題、紛争解決、国際的研究などで優れた教育課程を備えている。日本出身のフェローは今のところ11名です。残念乍らこの地区からは居ません。 国際親善修学金は地区から奨学生を推薦しますが、世界平和フェローは世界を枠とする競争制によって世界から60〜70名が選ばれます。 各クラブにおかれましては、財団奨学金制度の目指すところをご理解頂き、多くの奨学生を派遣出来ます様、ご推薦頂きたく、よろしくお願い申し上げます。 本年度は2006年1月中旬に募集要綱を配布致します。 |