ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2760 国際ロータリー第2760地区
ガバナー月信
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 ガバナー月信 No.5 11月 ロータリー財団月間
ガバナーメッセージ | ロータリー財団月間によせて( 鈴木 孝則 | 平岩 慎次
鈴木 哲 | 川辺 清次 |  藤田 守彦 | 渡辺 均 | 矢形 修己 | 山内 登 )
ガバナー公式訪問報告 | 第2回地区諮問委員会 | 2006〜2007地区スタッフ決定
万博を終えて | 万博を終えて | ポリオ撲滅募金活動キャンペーンの御礼
会員数及び出席報告(H17.9月分) | 文庫通信


■ロータリー財団月間によせて

「財団奨学生派遣について」

地区財団奨学委員会 委員長 川辺 清次

■国際親善奨学金
 国際親善奨学金はロータリー財団発足以来、民間レベルとしては世界最大規模の奨学制度です。ロータリー財団奨学金の目的は、男女を他国の教育機関で勉学させることによって、相異なる国民間の理解と友好関係の増進に寄与することにあります。
 毎年約800〜1300名くらいの財団奨学生がロータリー・クラブと地区、学校や市の機関、その他のフォーラムへの公式、非公式の参加を通して、受け入れ国の人々に対する優れた「親善使節」として行動しています。
 財団の国際親善奨学金には次のようなものがあります。
◎1学年度(9ヵ月)の国際親善奨学金:旅費を含めた上限支給額は、2006-07年度より米貨26,000ドルとなります。
◎マルチ・イヤー国際親善奨学金:これは学位取得を目的とする2年の奨学金です。支給は1年につき2006-07年度より13,000ドルとなります。
◎文化研修のための国際親善奨学金:3ヵ月の語学強化研修と相手国の文化に溶け込むことを目的とするプログラムです。上限12,000ドルです。
 この7年間の世界の奨学生は下記の通りです。1947年の18人から大きく発展した奨学金プログラムですが、近年徐々に減っています。
  99-00 00-01 01-02 02-03 03-04 04-05 05-06
1学年 990 925 777 732 620 620 588
マルチ2年 120 129 131 151 134 134 115
文化研修3ヵ月 140 110 123 121 101 91 83
合計 1250 1164 1031 1004 855 845 786

 日本が受け入れる奨学生と派遣する奨学生の数は下記の通りです。やはり年々減っています。
  99-00 00-01 01-02 02-03 03-04 04-05 05-06
派遣 337 372 345 330 304 278 232
受け入れ 53 31 26 26 40 40 27

■ジャパン国際親善奨学金
 この奨学金は日本だけが利用する奨学金で、奨学生に日本で、日本語および日本文化を学ぶ機会を提供することを目的にした3年間の試験的プログラムです。2006-07プログラム年度をもって終結することが決まりました。以後は日本語の研修等については寄贈文化研修奨学金を利用する事になります。

■世界平和フェローシップ(World Peace Fellowship)
 ポール・ハリス没後50周年と財団の教育的プログラム創設50周年を記念して、国際関係を研究するためのロータリー・ポール・ハリス・センターの設立計画を立てた。これは異なる地域の評価の高い6〜8大学と提携して行われる計画です。世界問題、紛争解決、国際的研究などで優れた教育課程を備えている。日本出身のフェローは今のところ11名です。残念乍らこの地区からは居ません。

 国際親善修学金は地区から奨学生を推薦しますが、世界平和フェローは世界を枠とする競争制によって世界から60〜70名が選ばれます。

 各クラブにおかれましては、財団奨学金制度の目指すところをご理解頂き、多くの奨学生を派遣出来ます様、ご推薦頂きたく、よろしくお願い申し上げます。
 本年度は2006年1月中旬に募集要綱を配布致します。