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TOP PAGE > ガバナー月信 > Vol.5 11月 | ![]() |
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財団学友委員会 委員長 藤田 守彦 2760地区のロータリーアンの皆様には「財団学友会」に御理解と御協力を賜り厚く御礼申しあげます。11月は「財団月間」という事で、改めて学友会について御紹介をさせて頂きたく思います。 御承知の様にロータリー財団には次の3つのプログラムがあります。それは「教育的プログラム」「人道的補助金プログラム」「ポリオ・プラスプログラム」です。財団学友会活動は「教育的プログラム」の1つであり、余り目立ちませんが重要な任務を果たしております。 学友会は、ロータリー財団奨学生(国際親善奨学生)として外国で学問を終了した学生と、これも教育的プログラムですが研究グループ交換(GSE)を終了したチームメンバー、ロータリー平和奨学生、大学教員の為のロータリー補助金受領者で構成されています。特に奨学生は選考合格が決まった時点で自動入会となり終身学友会員となります。2005年11月現在、当地区には347名、日本には8,350名の財団学友が活躍しています。元国連難民高等弁務官の緒方貞子さん、作家の牧野高吉さん、指揮者の松尾葉子さん最近では宇宙飛行士になる角野直子さんも学友会の一員です。 それでは私共、学友委員会の仕事を御紹介します。まず次の様な行事を主催します。7月には奨学生の為の「ガイダンス」をします。この行事は奨学生に決定された諸君に対して今後どの様な方法で留学先を決定してゆくのか、またロータリークラブの概要、考え方などを指導します。2月には奨学生の為の「オリエンテーション」を行ないます。この行事は、ほぼ決まった留学先への最終確認の仕方、現地での注意事項などを指導します。6月には財団学友会「総会」をかねて留学先の決まった奨学生への「壮行会」を行ないます。また、各行事の間には奨学生からの個別の相談にも応じています。 これらの行事はすべて、学友委員会と学友会代表幹事、幹事、会員が一緒になり行います。その他ロータリー財団学友の正確で最新の情報を維持する為の資料も作成管理しています。この資料は地区や各ロータリークラブの活動に学友の参加を推進する為の基盤となります。また、メーリングリストを作成し、新しい奨学生の登録を行い先輩学友への質問、回答など留学までのアドバイスなどがメールで交換出来るにしています。 次に学友への期待ですが、学友の場合それぞれの分野にて専門知識を習得した人が大半であり、この専門知識を国際ロータリー、ロータリー財団への支援の為に役立てて欲しいのです。また、帰国後2年から3年は地区内各クラブの例会に出席して卓話をしたり、ガイダンス、オリエンテーション、総会に積極的に参加をして、次に出発する奨学生に対して適切なアドバイスをする事。それが援助してくれたロータリーへの貢献になりますし、その事をスポンサークラブからも助言して頂きたいと思います。 この様に学友会活動に積極的に参加をして地区財団学友委員会と共に学友会組織の充実と活性化に努力をして貰えば更に良き循環となると考えます。 最後に課題として、財団学友委員会と学友会幹事の皆さんとの関係があります。年度によって学友委員会のメンバーは変りますが、学友会幹事の皆さんはある時期まで永く役をされます。その中での意思伝達が巧くいけば、縦、横の繋がりとして学友会活動は活性化される事となります。 簡単な様で難しい事ですが、地道な活動が実を結ぶ事と思います。さりとて、これも2760地区のロータリーアンの力なしで実現出来ません。財団学友委員会も「誠心誠意」活動致しますので更なる御支援を御願い申しあげます。 |