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ガバナー便りその92019-02-28T13:23:09+00:00

2019年3月1日

国際ロータリー 第2760地区
ロータリークラブ会員の皆様へ

3月は次年度の会長研修が行われます。本格的に伊藤靖祐ガバナー年度が動き出します。
2月に地区チーム研修があり、私も参加してきました。そのおり、挨拶した内容をもう少し聴きたいという方もおられたので、ここで書いてみます。

ガバナーの任期もあと4か月となりました。何となく下り坂のような感じがしておりますが、下り坂というと人生の終点のような感じがしますが、実際そうでしょうか。

よく、人生には3つの坂がある、上り坂と下り坂、もう一つはまさかと言う坂。これは予想外の不意な出来事に留意しなさいという教えですが、実際に坂は上り坂と下り坂の二つだと思います。

坂を上っていると、前と足元しか見得てない時が多く、後方に目をやる余裕もない事が多いのですが、これが下り坂になると前方の視界は広く、色々なものが見えてきます。
私は頂を目指して一生懸命の上り坂をひたすら前を向いて歩むこともと尊いと思っていますし、ゆっくりと景色を見ながら降りる下り坂もまた人生にとって楽しいことだと思います。

また自転車などで坂を上るのは辛いですが、帰りの下り坂ではペダルから足を離しても、一気に駆け降りる快感があるのが、坂道の面白さかと思っております。

今、私はガバナー年度の下り坂を歩んでいるように思っています。決して頂点を極めたので戻るだけとか、登るのをあきらめて、下り始めたということではありません。

後半期に入り先月号で書きましたが、ガバナー公式訪問も終わり、クラブへのビジター訪問をしていますが、やっと当地区の各クラブの様子が見えてきたように思っています。自分が何かを伝えたくて、伝える任務で訪問した時に見えるクラブの内容と、一訪問者として例会に参加してみるクラブでは、そこで見えることは違うと感じています。

具体的にどこがとは言い難いですが、会長さんや会員の皆さんの普段の姿とでも言うのでしょうか、楽しさがたくさん伝わってきます。分区内交流で皆さんが他クラブを訪問した時に、運営などが新鮮に見えることと同じかもしれないですね。

あと4か月ですが、色々と地区のためにする仕事は多くあります。下り坂だからとキョロキョロと景色を楽しみながら歩いて、小石などにつまづいて転がり落ちることのないように、ガバナー任期の下り坂を楽しみながら歩みつつ、今年度の終わりを迎えたいと思っております。

国際ロータリー第2760地区 2018-19年度ガバナー
豊橋ロータリークラブ所属 村井總一郎

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