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ガバナー便り2019-05-31T17:04:42+00:00

2019年6月1日

2019年6月1日

国際ロータリー 第2760地区
ロータリークラブ会員の皆様へ

思いもよらぬ暑い5月の後は雨の6月となるのでしょうか。今や異常気象というよりも、何が正常な気候か分からなくなったように思っています。
このような季節の中、会員の皆様にはお健やかにお過ごしのことと思います。

昨年7月にスタートした私の年度も残るところあと1ケ月となりました。この間、本当に皆様には温かいお言葉やご支援を賜り、何とか最終月を迎えることができ、会員皆様には有り難く篤くお礼申し上げます。

この5月はシカゴで規定審議会が行われ、様々なことが決議されました。細かいことは各クラブにおいて、いろいろと報告されている通りでありますが、私にはロータリーが個人の職業を中心にした奉仕をする人の集まりから、大きなボランティア団体を目指し変わって行くことが、より鮮明になったように感じています。
また同時に世界の多くの会員が、決議の方向を願っていることも、明確になったと思っています。

このような情勢の中、我が第2760地区は今月をもって私のガバナーとしての役目は、江南RCの伊藤靖祐ガバナーエレクトに替わりますが、替わり目でロータリーの諸活動が停まることもなく、次年度はさらに力強く奉仕活動を推進されていくことと思っています。

2016年ロータリーは大きな潮目を迎え、舵を切ったといわれています。
その舵を切ったことによるクラブの運営は、柔軟性や多様性の導入も含め定款細則の変更が行われ、戸惑いを感じた会員も多くおられたことと思います。

そして今、クラブという単位の中で職業人が集まってする奉仕する人の団体から、国際社会とつながりを持ち団体で奉仕することを取り入れる方向性がハッキリと出てきました。

世界の多くの会員が手をつないで行う、大きな奉仕の輪も必要なことは、今や世界の多くの会員から支持されていることです。

しかし、たとえそうであっても、私はその国その地域、そこで醸成された文化や価値観、を中心にした奉仕活動が、古いものとか違うものとかで、否定されるものであってはならないと思っています。これは皆様に年度当初に地区便覧等でご挨拶に書かせていただいた内容です。

この1年、地区活動方針として「あなたの街でロータリーを!あなたの街からロータリーを!」と申し続けた私の心からの強い願いです。そこには、それぞれが個人事業の中で行う奉仕の大切さを忘れることなく、国際化していく奉仕活動への思いを託させていただきました。

国際的に奉仕団体として認知度が高まることも重要であるとともに、地域社会で愛されるロータリークラブでありたいとも思っています。会員や地域の人から見える社会奉仕活動は、奉仕の満足感や共感性が高く感動的なものが多いことと思います。

私にも皆様にも、まだ今年度は1ケ月ございます。最後まで自分たちが信じる奉仕活動を続けてゆきましょう。

国際ロータリー第2760地区 2018-19年度ガバナー
豊橋ロータリークラブ所属 村井總一郎

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