ガバナー月信 Vol.6  12月 メニュー
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ガバナーメッセージ

 国際ロータリー第2760地区ガバナー 大島 宏彦

「大会前に」
 


 公式訪問と地区大会を終わると、ガバナーの仕事も山を越すと言われています。この文章が届く頃には、そうなっている筈ですが、それでは締切りに間に合いませんので、準備段階までに気付いたあれこれを書き留めてみました。
 地区大会は分区を順に巡っていて、クラブとしては数十年に1回の大仕事になります。会員数では地区平均に近い豊橋南クラブでも、1年以上を準備に費やされ、先日は「決起例会を開くから」と、お招きも頂きました。(写真)
 会員が増え続けている間はともかく、維持するのに苦労が要る時代になっても、会員総動員で世話しなければ出来ない大会を「前例通り」とお願いするのは、どうしても無理が生じます。それが端的に出るのが会員数の変化です。
 今7月1日のクラブ別会員数を、手元にあった2年前の数字と比べますと、去年の大会ホスト尾西クラブが42人から36人、その前年のホスト半田南クラブが58人から50人、共に地区平均7−5%減を上回って2桁です。
 今年の豊橋南クラブも例外ではありません。今年7月1日の会員数62人は2年前の68人の8.9%滅、前の2クラブほどではありませんが、地区や豊橋5クラブ平均より上回っています。地区大会の在り方を考える時なのです。
 今年の規定審議会で、地区大会の所要時間を1―4日、計6時聞に縮め、RI会長代理の出席を要しないことが決議されました。世界的に同じ問題が起きているのでしょう。RI理事会が真剣に受け止めることを期待しています。
 昨年の豊島コ三ガバナーも恒例行事に踏み込んだ合理化に努められました。今年の地区大会も、大勢の人の出会いの場を大事にしながら、簡素化を進めた積もりです。現役職業人でも運営できるロータリーに近付けたいものです。
 実は当地区ではここ数年、ガバナー選出クラブの会員動向にも、同じ傾向が出ています。アナハイム研修で問題提起したら、熱心な活動家から一笑に付されましたが、地区役員の負担が大きいため退会した人は、取り戻せません。
 もう一つ、公式訪問の時にも感じましたが、区域内に大会を開く場所がないケースが増えています。RIも今年度から地区外で大会を開くことを認めました。ロータリーを守るため、さらに規定の弾力化を進める必要があります。