ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2760 国際ロータリー第2760地区
ガバナー月信
  TOP PAGEガバナー月信Vol.3 9月
 
 ガバナー月信 No.3 9月 新世代のための月間
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■ガバナーメッセージ

 万博も終盤に入りました。
 ロータリー館も豊島さん、藤本さん、スタッフの皆様のお蔭で大好評ですが、これも会員の皆様の絶大な支持によるものと深謝しています。色々なお客様が国の内外からお見えになり、当地域を知って頂くことが出来ました。
 また、ナショナルデーを設けたことで、世界の国々と殆んど毎日交流が出来て今迄知らなかった人々と話したり、フレンドシップの市町村の子供達が国歌を歌って共に楽しむ姿を見るのは本当に感動的でした。
 名古屋港では横須賀の海上自衛隊が万博協賛と東海地震対策の展示訓練を行い(三重県迄が横須賀のテリトリー)、スペインからビクトリア号も入港しました。全長26(25.9)米、巾7(6.72)米、排水量170屯で乗組員は20人弱です。昨年10月にスペインを出帆して大西洋・太平洋を横断し、今年6月に名古屋に入港しました。8月には再び出港して、インド洋を渡りスペインに来春帰るという壮大な計画です。
 この船は約500年前にマゼランが乗ったものを92年のセビリアの万博時に復元したものだそうです。ポルトガルに生まれたマゼランはスペイン王カルロスの命を受け、40才そこそこで237人を乗せた5隻の船団(ビクトリア・トリニダ・サンアントニオ・コンセプション・サンチャゴ)で1519年、スペインの南、サン・ルーカル・デ・バラメダ港を出帆して大西洋を南下し、今でもその名を残すマゼラン海峡から太平洋に出てフィリピンに戻り、1521年、セブ島の東マクタン島で非業の死を遂げました。
 その後部下のファン・デ・エルカーノが、残されたビクトリア号で生残った18人と共に、出帆3年後の1522年9月6日に母港に戻ってきました。誇り高きスペイン人としては、ポルトガル出身のマゼランでは面白くないということでエルカーノは英雄視された様です。1492年のコロンブスの時と殆ど同じ様な航海を成し遂げたマゼランは不遇でした。
 9月は新世代のための月間になります。若い人の行動力で世界は拡がって来ました。物理的な世界は見えて来ましたが、精神的な世界は時代と共に変化し拡がります。我々もチャンスを見つけて若い人達と話し合い理解し合って、安心出来る良い日本を作って行きたいと思います。