ガバナー月信 Vol.4  10月 メニュー
ガバナーメッセージ|職業奉仕・米山月間によせて第17回インターアクト海外派遣研修
2005〜2006年度財団奨学生ガイダンスガバナー公式訪問ロータリー財団セミナーに参加して
創立15周年記念例会(田原パシフィックRC)会員増強委員会委員長会議第2回地区諮問委員会
話の泉C 「栄光への軌跡と共に」今月のカレンダー次期スタッフ決定
文庫通信ハイライトよねやま 55号出席報告 (8月分 EXCEL形式)

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ガバナーメッセージ

 国際ロータリー第2760地区ガバナー 大島 宏彦

「合同例会」
 


 7月末からガバナー訪問が始まりました。当地区は人数こそ日本最大規模ですが、広さは手頃ですし、1県1地区という恵まれた地区です。東京はマリアナ諸島や沖縄と組み合わさっており沖縄出身の現ガバナーは東京のクラブ訪問が始まると、地元を空けなければならない方が多いでしょう。当地区がそうなってはなりません。
 豊島前ガバナーも
橋ガバナーエレクトも、多方面で活躍中の現役です。これからもそうした方を選びたいものです。そこで今年は合同例会を徹底させました。クラブ単位の訪問は、予めガバナー補佐にきっちりして頂き、補佐には委員会担当業務を軽くしました。補佐は分区ごとに選ばれていますから、区域内に目が行届きます。
 ロータリーの役員は一年ごとに代りますから、つい「やった方がいい」仕事が増え、逆に「止めてもいい」仕事が続きがちになります。それを防ぐには、近いクラブ同士が協力するのが有効です。「そのためにも合同例会を役立ててほしい」とお願いしていますが、クラブには歴史も特色もありますから、急ぐ積もりはありません。
 合同例会に当っては、出来る限り分区や隣接といった横の関係と、スポンサーの縦の関係を組み合わせました。日頃から親・子・孫まで顔見知りのクラブもあれば、例会場が同じでも合同例会を開かないクラブもあり、考えさせられました。組み合わせのむずかしいクラブ、遠く離れたクラブでは、会員にご迷惑を掛けもしました。
 合同例会の欠点は、なんと言っても例会が一方的になることです。さすがにスタンディング・オーベイションは遠慮させて頂きましたが、数百人を見下ろす高い席に座らされて、地区方針を一方的に説明するのでは、いくら「万博ロータリー館」という懸案を控えていると言っても、遠方から集まった多くの方に申し訳ありません。
 フロアにお集まりの方々の多くは、家でも会社でも中日新聞の読者、つまりわが社のお客様ですし、つい先日まで私がオーナーをしていたドラゴンズのファンです。ガバナー訪問という立場ではそのお礼も十分には出来ません。逆に今年の地区方針とは言えお客様に向かって「職業奉仕」の意義を説くのですから、尚更のことです。
 ですから公式訪問の立場を離れて、周年記念の例会に招かれたりすると、ほっとします。私がガバナーとして初めて招かれたのは、田原パシフィック・クラブの15周年でした。ロータリーらしくすべて手作りの会の運び、とくにロータリー100年をデザインした仕掛け花火の点火(写真)を仰せつかったのには、感激一入でした。
 どこも会員減少に悩まされている時です。この日も安藤地区幹事と手分けするよう心掛けましたが「クラブ員より来賓が多くなっては」と冷や冷やでした。「5年ごとの記念例会など、とても無理」というクラブもあります。毎週の例会さえ続けばという厳しい時代です。RIテーマ「ロータリーを祝う」のも容易ではありません。


地区大会に寄せて
第2760地区の2004−2005年度地区大会は、ホストクラブの豊橋南ロータリークラブと、所属する東三河分区のロータリアンのご協力で、豊橋を舞台に盛大に開催されます。グレンE.エステス・シニアRI会長はロータリー100年に当たる今年度RIテーマとして
「CELEBRATE ROTARY」
を提示されました。21世紀初の世界博「愛・地球博」に向けてロータリー館を建設中の当地区にとって「ロータリーを祝おう」はぴったりのテーマです。
大会は地区にとって最大の行事です。ホストクラブが総力を結集され、2日間にわたって講演や討論などの多彩なプログラムを用意されました。各クラブと会員相互の交流を深めるための絶好の機会です。ぜひお揃いでのご来場をお待ち申し上げております。