ガバナー月信 Vol.4  10月 メニュー
ガバナーメッセージ|職業奉仕・米山月間によせて|第17回インターアクト海外派遣研修
2005〜2006年度財団奨学生ガイダンスガバナー公式訪問ロータリー財団セミナーに参加して
創立15周年記念例会(田原パシフィックRC)会員増強委員会委員長会議第2回地区諮問委員会
話の泉C 「栄光への軌跡と共に」今月のカレンダー次期スタッフ決定
文庫通信ハイライトよねやま 55号出席報告 (8月分 EXCEL形式)

職業奉仕・米山月間によせて

・地区職業奉仕委員会 委員長 太田 達夫
・地区米山奨学委員会 委員長 鈴木 茂久


・地区米山学友委員会 委員長 大西 弘高

 職業奉仕月間によせて  ─ 「ロータリーの原点は職業奉仕」─


  地区職業奉仕委員会

  委員長 太田 達夫

 「ロータリーを祝おう」と始まりました本年度はいよいよロータリー誕生100年目を迎えるための準備の年であります。奇しくも2760地区では国家的行事である万博も始まろうとしています。
 ロータリーは100年前のアメリカの(西暦1905・明治38年)荒廃した社会、厳しい経済情勢の中で、相互扶助・互恵主義を原則に、一業一会員制のクラブとして、誕生しました。その様な環境の中で、職業の異なる会員達は商取引上でお互いに相手の為に役立つことに喜びを覚えるとともに、異業種の人々が安心して語り合い、楽しみ、親睦が深まり物・心共に満足のできる素晴らしい経験をしたのです。しかしこのようなクラブ活動も、弁理氏ドナルド・カーターにより会員だけが恩恵を受けるエゴイズム団体と指摘されポール・ハリスは反省して、世の為・人の為の事も考えるクラブに変わっていきます。そしてロータリーが地域社会への貢献を明確にしていきます。
 初期においてはクラブとしての社会貢献であったようですが、アーサー・シェルドンの出現により、アイ サーブ=自分の職業をもって社会に貢献する、他に例のないRotaryの特色が形作られていきます。「恒久的成功への道はただ一つしかなく それはサービス(奉仕)の道である」と結論を導いています。まさにこのアーサー・シェルドンによって、「ロータリー活動の原点は職業奉仕」が確立されたわけです。
 一人一人の会員が自分の職業を通じ、高い職業倫理を基に良質なサービス(奉仕)を提供し、社会に貢献する。そしてそれによって自分も報われる・・・これこそ我々ロータリアンの繁栄の道だと考えます。時代は大きく変化し安定した供給のための生産者あるいはサービスの提供者本位の社会環境から需要者・消費者本位の社会に変わって来ています。このような時こそ競争が激化され、不安定な社会情勢になりがちです。会員が時代の波にのみこまれ、クラブを去る事もありましたが今こそ我々ロータリアンは智恵を結集し、高い職業倫理を基に、競争に打ち勝たなければなりません。
 その様な意味で、毎週一回の例会もお互いが師となり、徒となって 集団で職業奉仕の心を学び、自己研鑽すること、又ロータリアン同士の相互扶助取引やサービスの提供もロータリーのメリットとして活用してもよいのではないかと考えます。
 いずれにしても、時代の変化の中でロータリーの原点に還り、職業奉仕に励む事が最も重要かと考えます。皆様のご活躍 又ロータリーがその為に役立つ事を念じたいと存じます。
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 米山月間によせて
    ─ 高雅学風徹千古 ─  野口英世 (1876〜1928 細菌学者)


  地区米山奨学委員会

  委員長 鈴木 茂久

 1952年東京RCで創設された米山奨学制度、米山基金が時を重ね、全国のロータリアンで支援する米山奨学金として、この50年間に96ヶ国11,542人の人達を育成してまいりました。米山奨学生を終了された方々は米山学友会と名を変えて、その組織のなかで縦横のつながりを創り、情報交換を行っているのが現状です。
 国際ロータリーの事業の中で、ただ一つ日本独自で行っている外国人留学生を対象とした奨学金制度(日本のロータリアン10万余名の浄財によってささえられる独立採算制の制度)です。
 当地区(2760地区)におきましては50大学、約4300名の中から大学推薦を受けた大学生(45歳未満)をさらに選考試験を行い、優秀な学生で、ロータリーのめざす国際平和に貢献する人達を選出し、各クラブに配当され、1〜2年間お世話を受けている次第です。身近なカウンセラーのご指導の下、物心両面で見守られ、青春時代をロータリアンと共に生きることは奨学生の人生にとって、またとない上昇気流をつかんだ絶好のチャンスです。それ故に彼らは米山奨学生として誇りを持ち、感謝の念を忘れません。
少子化の日本の現状と将来を考えるにつけ、世界にはばたく若者を我が子同様育成していることは「米山」がロータリーの中で燦然とかがやく理由です。2760地区のロータリアンの皆様、名実共に日本全国の位置付けの中でイニシャチブの皆様 「感謝される米山奨学制度」をご理解賜り、誠意あるご支援を衷心よりお願い申しあげます。
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 米山月間によせて  ─米山奨学会学友会(愛知)について─


  地区米山学友委員会

  委員長 大西 弘高 ・ 副委員長 竹内 一郎

 米山奨学会学友会は学友(元米山奨学生)と現役奨学生によって組織され、現在国内に22、海外には韓国と台湾の2、計24団体があります。当2760地区の学友会(愛知)は‘97年6月に設立され、現在153名の学友、43名の奨学生が登録されています。南山大学教授のクネヒト・ペトロ会長のもと、年一回の総会やクリスマス家族会を始め友好と親睦を図るすばらしい活動をしてきました。また下記のごとく年二回「企業見学会」を行い、日本の文化や産業についても理解を深めております。
 ‘01.10.06  産業技術記念館 (西区)
 ‘02.06.01  カリモクショールーム・あいち健康プラザ (東浦)
 ‘02.10.05  盛田(株)小鈴ヶ谷工場 (常滑)
 ‘03.05.31  ノリタケの森 (西区)
 ‘03.10.04  NHK名古屋放送局 (東区)
 ‘04.05.29  狂言(野村万作)鑑賞会 (名古屋能楽堂)
 我々米山学友委員会はこの学友会(愛知)役員や米山奨学委員会との打合わせを密にし、今後とも有意義な活動を展開していきたいと考えております。これらの活動を通じて、学友・奨学生の皆さんが会員相互やロータリアンとの交流をより深め、国際交流、親善及び平和の創造と維持に貢献できるよう努力していきたいと思います。
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