執筆者

幹事　稲本良二

「香嵐渓に足助小学校児童と共にもみじの植樹」

豊田中ロータリークラブは昨年、足助の香嵐渓「香積寺」の参道にもみじ2本を植樹しました。

今年度はもみじを植えるだけでなく、次世代の将来を考えた意義ある内容にしたいと考え、地元足助小学校5年生10名の児童を対象に、足助と香嵐渓の歴史や、「もみじ」の詳しい内容を今よりもっと勉強し、多くの方に知ってもらうきっかけを作りました。

現在、11種類4000本のもみじが植っていますが、過密と老木で4割程間伐しなければならないそうですが、新たな植樹も必要です。香嵐渓の待月橋の麓とその近くに今年度は2本植樹しました。（もう1本は足助観光協会に依頼）

例会には、足助観光協会、市議会議長はじめ、多くの関係者の方にご参加いただきました。足助小学校5年生の児童10名による、足助の自然や香嵐渓を守り、育てていくために必要な「もみじが紅に色づく訳や寿命、足助や香嵐渓の歴史、間伐の必要性」など、総合学習で調べたことや体験したことの内容を画用紙にまとめ、全員で発表しました。
また、学校では募金活動をし、式典で足助観光協会に寄付をしました。

私たち全会員もその場で児童の募金に協力をし、また、通りがかりの観光客、地元の方にも募金をいただきました。後日、足助観光協会に贈呈。

発表後に児童5名ずつ、2カ所に分かれ私たちメンバーと一緒に植樹をしました。また、報道関係の方々も取材に来られ、地元新聞3社に掲載されました。

次世代を担う子どもたちが、大人になり、進学や就職で地元から離れることもあるかもしれないが、今回の事業がこの香嵐渓を誇りに思えるような思い出と、地元愛を深めると共に、将来、地元へ帰ってきた時に、それぞれの想いを感じる場所になればと思います。