国際ロータリー第2760地区2018-19年度地区委員会紹介

地区委員会報告

ロータリー財団委員会

補助金管理セミナー

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地区ロータリー財団委員会 

委員長 中村公彦
(名古屋名東ロータリークラブ)


毎年地区ロータリー財団委員会は年に2回の地区内85クラブと関係先を対象にロータリー財団のセミナーの担当をしています。その1つでありますロータリー財団補助金管理セミナーが2月15日金曜日名古屋東急ホテルにて開催されました。このセミナーは補助金事業に参加する為には出席が義務となっております。またロータリアンが寄付(年次基金寄付や恒久基金寄付など)したものが、3年後に当地区へ補助金として活用できる仕組みを理解して、地元地域から国際支援先までのプロジェクトを計画して正に実践する仕組みを支援するためのセミナーであります。補助金の種類は以下の通りです。

1.総額の半分を支援できる地区補助金 (補助金上限は100万円まで総額200万)
2.総額3万ドル以上のプロジェクトであるグローバル補助金
重点6分野(紛争解決、経済支援、母子健康、水と衛生、教育、疾病予防対策)を1つでも満たすこと。金額的なクラブ負担ゼロでも可能。

村井總一郎ガバナーより補助金を理解して各クラブでの活動につなげてほしいとご挨拶頂き、第2ゾーンロータリーコーディネーター(RC)田中正規パストガバナーはRCの役割と各クラブのチャレンジを実践してほしいと頂き、第2ゾーンロータリー財団地域コーディネーター補佐(ARRFC)服部良男パストガバナーからはARRFCの役割とロータリー財団を理解してうまく活用してほしいとのお話を頂きました。

補助金委員会藤野直子委員が地区補助金の基本的な流れをわかりやすく解説し、グローバル補助金の申請に関する説明を補助金委員会成田徹副委員長からしてもらいました。また今期寄付に関する基本的な説明を資金推進委員会松田茂治委員長から説明をしました。

グローバル補助金の活用事例として地区国際奉仕委員会鈴木宏司委員長よりネパールでの支援活動の事例を発表。また実施クラブとして半田ロータリークラブの松石奉之さんよりブータン王国との出会いから今回の支援活動までのいきさつを詳しく報告を受けました。その後資金管理委員会豊島德三委員長、神谷研副委員長からMOU(覚書)と注意事項を説明。伊藤靖祐ガバナーエレクトから講評を頂き、閉会しました。




「2019年ロータリー財団補助金セミナー」を受講して

hojyokin0215-kamiya.jpg2019年2月18日

刈谷ロータリークラブ
2019-20年度 幹事 神谷強


2019年2月15日金曜日に東急ホテルにて2019年ロータリー財団セミナーを受講させていただきました。

毎年の事ですが、中村委員長はじめとするロータリー財団委員会の皆様方におかれましては、セミナーの準備並びに当日の運営大変お疲れ様です。

さて、今回のセミナー受講ですが財源・支給額についての説明がありましたが、今回の補助金財源が対象となる年度が2016-2017年100周年の服部年度となり、過去にない多額の約2,600万円(過去3年間より18%増)になるという事で、クラブ拠出金も従来比率が50対50から40対60となり、クラブ負担が軽減されるという大変うれしい報告がされました。過去3年間の補助金申請クラブ・委員会の実績が減少している中、次年度は申請件数が増加し、事業を通じて地域社会の発展・教育・疾病予防・水の衛生・食糧農業など、地域に貢献できる機会が増え、各クラブが積極的に補助金申請を実行するのではないかとセミナーを受講して感じました。

セミナー内容の「地区補助金に関する基本事項」「グローバル補助金申請に伴う注意事項」など申請する側の目線での説明は非常に解りやすく、いつまでに・何を・どうしたら良いのかが明確に説明され、今まで補助金に携わらなかった受講者や理解できている受講者も復習確認ができたことと思います。特に藤野委員の説明は「丁寧で・解りやすく・順序立てされており」補助金申請を積極的にしようと感じると共に、聴講していて感動するほどでした。

また、国際奉仕委員会によるグローバル補助金事業並びに半田ロータリークラブのグローバル補助金の活用事例報告は、大変素晴らしく、改めてロータリーの奉仕の理念を学ぶ事ができました。

少し残念に感じたことは、各申請書様式の説明はありましたが、補助金委員会の皆様がDDF審査会で申請クラブの代理として説明するときに事業の内容を理解していなければいけない事を考慮いたしますと、申請書の「記入例」の説明があり申請書を既読するだけで十分事業内容が理解できるようになれば、補助金委員会の皆様の負担が軽減されるのではないかと思いました。

最後に中村委員長をはじめとする財団委員会の皆様の、今後益々のご活躍をご祈念いたします。



「2019年ロータリー財団補助金セミナー」を受講して

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春日井ロータリークラブ
副幹事 青山博徳


昨年に引き続き、本年も財団補助金セミナーに参加をさせて頂きました。

私たち春日井RCでは昨年11月に地区補助金を活用させて頂き、市・警察・消防・国際交流団体・中部大学・市民団体などのご協力を頂き春日井初の「多文化共生フェスティバル」を実施し、準備段階から新聞各社に取り上げられたこともあり、多くの市民の皆様からご好評を頂き、「多文化共生」への理解を深めて頂く良き機会を得ることが出来ました。

 本事業は地区補助金を活用出来たお陰で事業規模の拡大が図れ、結果として五大奉仕に留まらずロータリークラブの公共イメージにも大きく寄与出来たと感謝しています。

 今回のセミナーは春日井から昨年度の補助金申請を実際に行った担当者と次年度の財団委員長と2名参加させて頂きましたが、既に補助金委員会の皆さまに御相談しながら申請手続きを完了した担当者としては「おさらい」の様な内容であり、逆に初めて参加するメンバーは語句も内容も一度には理解出来ない様子で、個人的には分科会形式で、これから申請事業を手掛ける方や新規事業を計画中のクラブ対象とする「初級編」と既に補助金事業を手掛けた方々向けに事例紹介や申請に際しての多い間違いなど「応用編」と部屋を変えての開催が望ましいように感じました。

 また昼食後の長時間の「座学」はどうしても眠ってしまう方も多くなりがちで、受講者に挙手を求めたり 途中で席を変えるプログラムが有ったり、グループ討議や、小グループでの実務の苦労談や現状報告など盛り込んだりと、仕掛けは大変ですが、受講者の緊張感が持続する様に工夫をして頂ければ、より効果的なセミナーになる様に思います。

 会場については消費増税が目前に迫る中、昼食付に拘らず交通至便な公共施設などの利用も視野に入れ登録料の負担軽減につながるセミナー運営も今後の一つの課題となって来ると感じています。

 今回のセミナーは補助金事業を通じて奉仕活動の輪を広げたいロータリアンの仲間と共に学び、共に時間を共有することで、私自身の事業に取り組む「意」を固める場として、大変意義深いセミナーと為りました。


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