ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2018年4月号

桜の回廊プロジェクト

東山動植物園にヤマザクラ30本と記念碑を寄付20180423.jpg

2018年3月11日(日)
於:東山動植物園

東名古屋分区分区幹事
野原秀雄(名古屋東RC)

 ロータリークラブでは、人々に愛される東山植物園内の環境整備に寄与する活動を、1950年より歴史的に継続してきました。その内容は、植物の種の寄付から始まり、つつじ、椿、桜の植樹や門、時計、ベンチの整備等々と多岐に渡ります。
 このたび、国際ロータリーの方針「一人一本の植樹」を受け、市内25ロータリークラブが結集し、志をひとつにして開園80年を経過した植物園の再生整備に協力させていただきました。
 東山植物園には日本古来のヤマザクラを始め、全国各地から入手した約100種類、約1000本のサクラが植えられており、3月中旬から4月下旬頃まで品種ごとに見頃の時期を迎えます。同一の場所で多種類が楽しめることは特筆すべきことであります。
 今回、名古屋市内の全25ロータリークラブ並びに市内3ローターアクトクラブ、4インターアクトクラブは、名古屋市千種区の東山動植物園にヤマザクラ30本と、記念碑を寄付させていただきました。 桜の回廊で行われた式典では、150人の関係者が見守る中、神野重行ガバナー、村井總一郎次年度ガバナーらロータリー関係者と、三輪友夫・名古屋市緑政土木局長、原誠・東山総合公園長、藤井辰則・東山植物園長ら名古屋市幹部がヤマザクラの苗木の根元にスコップで土をかけ、「桜の回廊」と書かれた記念碑の除幕式も行われました。
 西名古屋分区宮崎ガバナー補佐は、「桜の名所になっていくのを末永く見守って」とあいさつ。三輪友夫・名古屋市緑政土木局長からは、「桜の回廊は市民の憩いの場。寄付はありがたい。」と感謝の言葉をいただきました。
 来年度もヤマザクラ70~90本を寄付する予定であります。
 桜の回廊は、1982年に市内のロータリークラブからの寄付を元に造園した「桜の園」を再整備し、2009年4月に一般公開されました。20180423-2.jpg