ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2017年9月号

【特集1】地区研修委員会2017- 18年度の取り組みについて

地区研修委員会2017-18年度の取り組みについて2017_09_08_01.jpg


地区研修委員会 副委員長

早川和男(名古屋東山)

 本年度は神野ガバナー、近藤研修リーダーの研修に対しての熱心さを反映し、様々な研修会議を考えたり、見直したりする研修委員会と会議を運営し実行する研修実行委員会という形で始まりました。
2017_09_08_02.jpg そして4月の「地区研修・協議会」の開催という目的のために、1 月下旬から研修委員会が開かれました。研修委員会のメンバーは多くの地区委員会の委員長の方々と研修実行委員の半数で構成されています。
 「地区研修・協議会」の重点項目として入会3年目までの新会員研修を協議会の中の一つの分科会として行なうということでした。  
 そして、講師として本会議でも講演者として話される第2ゾーン公共イメージコーディネーターの高野孫左ヱ門様にお願いすることを決めました。また、せっかくの機会なのでただ講演を聞くだけではなく、新会員から高野様に「ロータリー」のことについて質問をしてもらい、質疑応答の時間を多くとることにより新会員の方々に少しでも「ロータリー」を身近に感じてもらおうということでした。
 しかしながら、通常、質疑応答の時間をとってもその場ではなかなか質問が出ないことが多いので、事前に各クラブの新会員の方々にアンケートをとり、分科会の場で本人からその質問を直接、高野様に聞いてもらい答えていただくということになりました。
 当日の分科会では高野様の易しく打ち解けた話、そして、その後の新会員と同じ目線に立った応答に対してその後にとったアンケートで「高野先生の講演は勉強になり勇気を持ちました」「ロータリーとは、魅力、意義とは何かを少し理解できました」「辞める、辞めないで迷っていましたが、もう少しがんばってみようと思いました」などの感想が書かれていました。このような感想が書かれていたのはとても珍しいことだと思い、改めて新会員研修の重要さを思
い知らされました。
 さて、本年度より研修実行委員会が作られました。この委員会はRLI方式の会長エレクト研修及びその他関連する地区研修会議の運営に関与する委員会です。まず、RLI方式の会長エレクト研修ですが、知識を深める質問から、考慮していただくこと中心とした質問へと変えています。これはご自身が会長となっていくときの思考の一助となることを目的と考えているからです。もう一つこの研修で大切なことは同期に相談できる方々に出会っていただくことです。困ったとき、迷ったときにその方々は必ず親身になる相談相手になってもらえます。
 いずれにしても、これから8月、10月、11月、三回の2760地区RLI会長エレクト研修と著名な講演者の方々をお招きして、9月の指導者育成セミナー、2018年1月の2760地区ロータリー研究会、地区内ロータリー情報・研修委員長会議の運営などの研修会議が開催されます。この研修会議を実のあるものにするために皆様のご支援・ご協力を宜しくお願いいたします。