ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2016年12月号

委員会活動報告Ⅳ

地区青少年交換プログラム 第1回三者懇談会報告

地区青少年交換委員会 委員 吉岡秀記

1sansyakondan1.jpg 青少年育成のため世界のロータリークラブが高校生の留学をサポートするシステムが、ロータリー青少年交換プログラムです。当2760 地区は全国34 地区の中でも毎年トップクラスの交換学生数を誇っており、本年度はアメリカへ3 名、フランスへ2 名、カナダ、スイス、ノルウェー、フィンランド、ブラジルへ各1 名づつ計10 名の高校生をアウトバウンドとして送り出し、同数の学生を各国よりインバウンドとして受け入れ、総勢20 名の学生を交換しています。本年度当地区では10クラブにスポンサー&ホストクラブとして活躍して頂いております。
 8 月に来日したインバウンドたちはそれぞれのホストクラブのもと、メンバーのお宅にホームステイをさせて頂きながら地元の高校に通い、日本人に交じって一年間のカリキュラムを楽しく過ごしております。だいたい2 ~ 3 カ月程度でホームステイ家庭を交代しながら、一年間で3 ~ 5 家族にステイさせてもらいます。毎日お弁当を持たせてもらって学校に通い、日本語や文化を教えてもらい、国内旅行にも連れて行ってもらい、家族の一員として大事にしてもらい、次第に日本が大好きになってゆきます。時には門限を破ってホストマザーに叱られることもあります。皆に我が子の様に可愛がられて一年が経ち帰国の日がやって来ると、セントレアではホストファミリーと抱き合って涙、涙、涙。
 一年が終わってみれば短いと感じるものの、実際の日々は悪戦苦闘の連続。何てったって親類一同日本人の家庭に、ある日突然" ガイジン" がやって来るんだもの。朝起きたら何て挨拶したらいいの?何を食べさせたらいいの?お布団なのベッドなの?ホームステイ家族は大わらわ。日々大変な思いのホストクラブ、ホームステイ家族、学校の皆さんと私たち地区青少年交換委員会が一堂に会し、日頃の問題点、疑問点を互いに相談し解決する場として第1 回三者懇談会が開催されました。
参加者は皆真剣そのもの。さあ、来年の7月に、「出来るか!?セントレアで涙のハグ!」
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