ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2016年11月号

委員会活動報告Ⅲ

第5回全国インターアクト研究会の報告

地区インターアクト委員会 委員長 佐藤裕彦

 第2760 地区がホスト地区として、10 月21 日(金)22 日(土)の2日間、ミッドランドホールにて第5 回全国インターアクト研究会並びに第3 回全国地区インターアクト委員長会議を開催しました。
 全国34 地区のインターアクターが参加するインターアクトクラブ甲子園を合言葉に始まった全国インターアクト研究会。しかし実際には、高校生が参加するにあたり移動距離や危機管理の問題といった障壁があり、今までインターアクター参加の研究会とまでは至っていませんでした。
 発展的なインターアクト活動をロータリーがどうサポートしていくのか?そんな事を研究会で議論するにあたり、やはりインターアクト活動の現実・生の声を聴くのが一番と考え、また研究会がスタートして5 年目という節目の年という事もあり、本研究会では『主役はインターアクター』というテーマを掲げ、初めてインターアクターが実際に発表を行うという事を実現しました。
 研究会1 日目は、開会式に続き「全国インターアクター研究会のあり方について」をテーマにパネルディスカッションが行われました。全国インターアクト研究会 三木明委員長がモデレーターを担い、今回を含め5 回の研究会運営を行ってきた各開催地区インターアクト委員長がパネリストとして参加しました。この研究会の始まりから、この研究会がどこに向かっているのか を参加者全員で共有できた意義あるパネルディスカッションとなりました。
 1 日目後半では①青少年関連フォーラム②全国地区インターアクト委員長会議③全国インターアクトクラブ顧問情報交換会 といった3 つの分科会が開催されました。これらの分科会では、パネルディスカッションの流れを受け、実際に各地区それぞれの立場の参加者と意見交換を行いました。
 2 日目は、いよいよインターアクター登場の一日でした。服部ガバナーによる2日目挨拶に始まり、桜花学園IAC がオープニングを飾りました。続いて、単なる日頃の活動発表に留まらず、IAC 運営の難しさ・工夫、IAC 活動を通してどう自分が変わったか、といった部分にも焦点をあてIAC 活動発表が行われました。距離の問題で実際に会場には来る事のできないインターアクターは、ビデオやスカイプを通しての発表を行いました。
 新しい形の研究会を示すことができた非常に意義ある2 日間のインターアクト研究会となりました。

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