ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2760 国際ロータリー第2760地区
ガバナー月信
  TOP PAGEガバナー月信No.6 12月
 
 ガバナー月信 No.6 12月 家族月間
ガバナーメッセージ | 地区大会 速報 | 家族月間によせて | ガバナー公式訪問報告
ガバナー補佐訪問を終えて | 第3回地区諮問委員会| カトリーナハリケーンの御礼
国際大会情報 | 会員数及び出席報告(2005年10月分) | 文庫通信


■ガバナーメッセージ

 先日は、豊田西ロータリークラブと同分区の皆様方の献身的なご協力により、また、トヨタ自動車の渡辺社長さんの世界的視野に立った経営哲学のお話をトヨタスタジアムでお伺いすることができ、本年の地区大会は大成功だったと思います。ご関係の皆様と、寒い中をご出席いただいた2千6百名を超える会員各位に、心からお礼と感謝の意を表したいと思います。
 その時の話で、現在、世界に8.5億台の車があるそうですが、1年間に2千万台ずつ増加しているそうです。世界の人口は年間に8千万人増加しているので、2020年になると、世界の人口は80億人で車は約12億台、つまり6〜7人に1台の割合で車を持つ計算になります。エネルギー・環境・道路の問題等を考えると簡単ではありません。
 地区大会と公式訪問が終ると、何か一安心という感じがいたしますが、今年は空港・万博・選挙等いろいろな事がありましたので、年末には疲れがでるのではないかと心配しています。12月が「家族月間」となっているのも、1年の疲れを家でゆっくり休んで元気を取り戻せということかも知れません。
 年末にはクリスマスパーティーを行うことが多いのですが、イエスキリストは紀元元年に生まれたのではなく、紀元前7年に生まれ紀元後30年に亡くなったという話もあります。ヨーロッパの冬は夜が長く太陽が恋しいので、冬至を過ぎて1日1日、日照時間が伸びて春になって行くのを喜び、当時の人々が信仰していた太陽神ミトラのお祭りを、キリスト教になってからクリスマスにしたということです。サンタクロスは実在の人物で、紀元後271年にトルコで生まれた聖ニコラスという人ですが、キリスト教の司祭で、船乗り、パン職人、子供達の守護聖人でもあったので、子供達に慕われてクリスマスとセットになったそうです。
 日本人は八百万の神様、仏様、キリスト様と宗教の教義よりも親しみをもってご先祖様と同じように敬うし、また、そのことに違和感を持たず、おおらかな宗教観があるようです。先日、中国で宇宙船「神舟」が打ち上げられた時、ある人に「中国がロケットに神という名を付けたのは何故ですか?中国の神とは3皇5帝か関帝か誰のことですか?」と聞いたら「何しろ一番エライ存在です」という返事でしたが、中国でも最高の存在として神を認めているようです。
 難しいことはともかく、年末の各クラブの家族会をお楽しみください。