ガバナー月信 Vol.11  5月 メニュー
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■会長エレクト研修セミナー(PETS)  ■インターアクトクラブ顧問・委員長会議  ■全国ローターアクト研修会
■カナダRI第5370地区 GSEチームを迎えて  ■名古屋西南RC 創立10周年記念式典
■ロータリー館初例会報告  ■ロータリー100周年記念特集
■ロータリー100周年記念4RC合同シンポジウム報告 〜10代フォーラム「私たちはこう考える」〜
■話の泉M 「クラシック・フェラーリでイタリアを駆ける」  ■ハイライトよねやま 62号
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ガバナーメッセージ

国際ロータリー第2760地区ガバナー 大島 宏彦

「記念植樹」


 ローターアクト・インターアクト、財団・米山奨学生など青少年を前にすることの多いガバナーのスピーチで、私が最も多く引用したのは「一年の計は穀を樹うるに如く莫く、十年の計は木を樹うるに如く莫く、終身の計は人を樹うるに如く莫し」という、中国の管子の言葉でした。
 そのせいでしょうか、この春は岡崎4クラブから額田の山、渥美クラブから福江の川岸と、相次いで植樹の招待を受けました。どちらもRI創立100年記念にふさわしい立派な催しでした。植えた木の中に大島桜や、その交配種の河津桜もあって、個人的にも親近感を持てました。
 植樹は場所一つにも神経が要ります。常に役員の変わるロータリーが花の名所を作るのですから地元の理解が欠かせません。計画、準備、実行、手入れまで、何代にまたがって手間や経費が掛かりますし、成果の出るのは先です。人つくりの仕事が一朝一タにできないのと同じです。
 会員20人の岩倉クラブは長年、五條川の美化に取り組まれ、今では立派な花の名所です。今年のRIテーマの一つに「地域社会とロータリーを祝おう」がありますが、ロータリー110周年を祝う頃には、額田・おおだの森の山頂や渥美・免々田川岸も、花の名所になるでしょう。
 額田町と渥美町は近く町村合併で岡崎市と田原市になるそうです。住民にとっても町の思い出になる植樹ですから、管理や育成には地域社会の協力が頂けるようです。渥美の桜には、今から花をつけている苗がありました。10年を待たなくても、来年から楽しめるかも知れません。
 お陰で写真(渥美休暇村の記念例会で河津桜を植樹する筆者)も先月に続いて木になってしまいました。緒切りの関係で地区の100周年事業の柱、ロータリー館開場の報告は次号になります。会員のご理解で建設資金は予想以上に進んでいますが、もう一段の協力をお願いします。
 館長を務められる豊島コ三パストガバナーは「会期の9割は長久手暮らしになりそうだ」と言ってみえますが、一般の施設と違い、運営の実務も仲間の会員だけが頼りです。限られた会期中に少しでも多くの人々が気持ち良く使えるよう、利用される方のご理解とご協力を願います。
 新年度のテーマが「超我の奉仕」に決まり、アナハイムの研修から戻られた橋ガバナーエレクト主催のPETSも開かれました。ガバナー引継ぎの6月30日は万博でも「ロータリー・デー」に指定されています。全入場者の祝福を受けてスタートする橋年度に期待しましょう。