ガバナー月信 Vol.11  5月 メニュー
■ガバナーメッセージ  ■国際協議会に参加して  ■次年度地区指導者(委員長)研修会議
■会長エレクト研修セミナー(PETS)  ■インターアクトクラブ顧問・委員長会議  ■全国ローターアクト研修会
■カナダRI第5370地区 GSEチームを迎えて  ■名古屋西南RC 創立10周年記念式典
■ロータリー館初例会報告  ■ロータリー100周年記念特集
■ロータリー100周年記念4RC合同シンポジウム報告 〜10代フォーラム「私たちはこう考える」〜
■話の泉M 「クラシック・フェラーリでイタリアを駆ける」  ■ハイライトよねやま 62号
  ■ロータリーの友 トピックス  ■今月のカレンダー  ■出席報告(3月分 EXCEL形式)  ■文庫通信

 ロータリー100周年記念4RC合同シンポジウム 報告
  10代フォーラム 「私たちはこう考える」
  名古屋南
名古屋東南
名古屋瑞穂
名古屋名南
ロータリークラブ
ロータリークラブ
ロータリークラブ
ロータリークラブ
1. 4RC合同主催のきっかけ
 今から丁度1年前のこと、私達4RC合同例会の席上、来年の100周年記念行事を一緒にやらないかという話が出ました。ロータリーも会員減少だとか不景気な内部指向の話が多いが、内部にこもってばかりいないで、外の社会と積極的に交わり世間に評価されるような意義ある行事が出来ないかということでした。
2. 基本構想
 新年度に入り、色々な討議を重ねた結果出来上がったのが今回の行事で、次のような基本構想でした。
(1) 青少年問題は100年の計、100周年行事にふさわしく、又ロータリーが取り組むべき今日最も大事なテーマの一つである。
(2) これまでのロータリー活動をかえりみて、今後如何にあるべきか、方向をつかむ契機としたい。
(3) そのためには原点として青少年の素直な声を引き出し、それに対し家庭・地域・学校、という関係者それぞれの考えを聞く。その上で、ロータリーの方向をつかもう。特に今日子供を持つ親御さんの関心、心配は大きいのではなかろうかというのが、私たちの根底にはあった。
(4) その重要な手段として、約5,000人に声を掛け、1,000人には行事に参加して頂こう。このうち1/3はロータリーの関係者とするが、主体は、青少年とその親御さん達である。大変ではあるがトライしようということになった。
3. 具体的計画と実施
 新年度に入り、色々な討議を重ねた結果出来上がったのが今回の行事で、次のような基本構想でした。
(1) 日時・場所  3月19日(土)14:00〜17:00 名古屋市公会堂
(2) 題して  10代フォーラム「私たちはこう考える」
      司会(第一 ・ 二幕)は、NHK野瀬アナウンサー
(3) 第一幕 中高生の意見を聞く
  実際に壇上で討議したのは高校生だけでしたが、かなり大人に対し厳しい意見もあり、又事後のアンケートによれば、同じ高校生から「同じ年なのに自分と比較して随分しっかりしている」などの声がたくさんありました。話の聞き役には、永年にわたり中学生日記を担当されたディレクターに、日記を引用しつつ語っていただきました。
(4) 第二幕 ディスカッション
  大学・高校・中学の先生、県警の非行担当の方、親御さん代表(女性ロータリアン)5人の方々でありました。子供たちの意見の個性を大事にすること、大人は自信を持って子供にあたることが肝要等の意見があり、アンケートで殆どの人がよく解った、参考になる点が数々あったとの意見を述べていました。
(5) 休憩と第三幕 海援隊
  まず登場は県警察音楽隊のブラス演奏とフレッシュアイリスによるパフォーマンス。これが県警の人達?とびっくりするような演奏とパフォーマンス。万雷の拍手のうちに海援隊と交代。武田鉄矢氏・金八先生は本日の人気者。世間の名古屋に対する色々の評価を紹介しながら、子供たちへの教訓をさらっと・・・。東京発6時20分ののぞみで来名。万博であちこち廻ってお疲れというのに15分も予定を超えての熱演でありました。

第二幕 ディスカッション
 
県警察音楽隊のブラス演奏

海援隊のみなさん (万博広告用写真)
 
フレッシュアイリスによるパフォーマンス
4. むすび
(1) 楽しげに語らいながら帰る人々
  青少年問題という難しいテーマに、参加者の2/3をロータリー以外から・・・。3日前位から色々と不安が募り始めましたが、当日は晴天。開場してまもなく目標の1,000人を超える人が集まり一安心。何よりも嬉しかったのは、終わった後公会堂を出る人々が皆、疲れた風も無く楽しげに語らいながら、家族・奥さん同志、子供の友達連れと帰っていく姿でありました。
(2) アンケートには
  楽しかった、為になったとか、ロータリーがこんな事をやっているとは知らなかったとかPTAの会合とは違って云々という言葉が殆どでした。中には主人がこんな立派なロータリー活動をやっているとは知らなかったというのがありました!?また、プレスも万博騒ぎの中、中日新聞をはじめ数紙取り上げてくれました。
(3) 私達は、やはり積極的に世の中に交わり世の声を聞くことがロータリーにおいてももっと必要ではないか。それが世のロータリーの評価にもつながるのでは?と思った次第です。私達だけでは毎年こんなことは出来ませんが、80もある地区です。世の中相手にいくつかのロータリーが手を結び合って、もっと挑戦してもよいのではないでしょうか。
(4) 冒頭で述べましたように、私たちはこのような行事は一つのきっかけであり、年度内にこれを受けてのロータリーとしての方向付けを行うこととしています。これからが本番であります。
▲上へ戻る