ガバナー月信 No.9　3月

江崎柳節
医療法人柳雪会江崎外科内科　理事長
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　この度この栄誉と伝統あるRI. 2760地区の2007～2008年度ガバナーノミニーのご承認を賜りましたことを光栄に存じますとともにその任の重さに粛然と致しております。なにぶん不束者でございますがご指導ご鞭撻のほど衷心より御願い申し上げます。
　近年この地区は経済的には、元気の良い優良な土地柄でございますが、ひとたび社会、人心面に目を転ずれば問題はかぎりなく存在しているように思われます。
　ロータリーは“自分の職業を通じて社会に奉仕する求道の志”を誓った同志の集いであり単なる慈善を目指す団体ではないことに独自性があると思われます。　職業を通じて他者に感銘を与え、人々の期待に違わない成果を売るのが奉仕でありそれがひるがえっておのが人生に幸福をもたらすシークレットなのだとの教えはロータリーで培われて今日に至っております。世直しはそんな人格の連鎖反応ではないかと思います。
　ロータリー活動の大部分は“例会”にあります。ロータリアンは例会という自己を研鑽する道場を休む権利はありません。それと同時に好ましい人格者、達人と指しでお付き合いできる特権があります。尊い事業上の時間を割く不利益を越える有益な例会を皆で演出したいものです。それが自己研鑽の、ロータリー以外にないシークレットでありましょう。
　ロータリーは時としてあまり気の進まない利他の奉仕もせねばなりません。その勇気をかき立ててくれるのが仲間同士の親睦だと考えられます。ロータリーの友情は共通の志があるからこそ美しいものになっているのでしょう。ロータリープログラムを背負って困難に立ち向かっている人には助けの手をさしのべましょう。それがロータリーの友情だと思われます。
　私は次年度東尾張分区のガバナー補佐の職掌も戴き斉藤ガバナーのもと、精一杯勉強させて頂き次々年度に備えたいと念じております。
　皆さまロータリーはそれ自体近世最大の奇跡だと言われてきました。その奇跡をふつうの人間が営々と維持、発展させつつあります。やはりロータリアンは現代のヒーローなのでしょう。ロータリーは素敵な人材が居るから入りたくなるのです。素敵な自分になれるから入りたくなるのです。
　皆様、問題をかかえつつ、問題を解決しつつロータリアンという現代のヒーロー集団をさらに発展させようではありませんか。