ガバナー月信 Vol.3  9月 メニュー
ガバナーメッセージ|新世代月間によせて地区大会のご案内第1回地区大会企画委員会
愛知県知事・名古屋市長表敬訪問第15回インターアクトクラブ協議会
話の泉A「ドクターヘリがあなたの命を救います」話の泉B「将来の横綱(白鵬関)に御進講」
第1回諮問委員会米山学友会総会今月のカレンダー文庫通信ハイライトよねやま 54号
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ガバナーメッセージ
国際ロータリー第2760地区 ガバナー 大島 宏彦
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委員会で

 「任期中に一度くらいは」と言われて、ガバナーの任期早々、委員会巡りを始めました。日本最大の地区といってもクラブ員5000人台の組織ですし、ロータリーは片手間が原則ですから、大したことはない筈ですが、予定を組んでみて、改めてびっくりしました。
 全県下から集まって、2時間たっぷり議論している委員会に途中から割り込んで、勝手なことを言っては1時間で中座して、次へ回るというやり方の分も含めると、2週間に20回もの会合をこなしたことになります。それでも出られない会がいくつかは残りました。
 折角ガバナー旗の掲げてある所属の名古屋クラブの例会も、出席の半分はメーキャップです。もっともどんな会合でも出席カードはもらえますから、出席率だけなら数百%になります。毎日どこかのロータリーで昼食された荒川長太郎先輩の記録に追いつきそうです。
 「ロータリーの実務が始まる7月からは、これまでより少しは時間が空く計算」と、先月の月信で書いたのは間違いだったと反省していますが、それでも「職業奉仕」を地区目標に掲げた手前、「ロータリーの多忙」を「自己の職業の手抜き」の言い訳に出来ません。
 せめて安藤地区幹事と手分けして、ガバナーの日程がとれる会合への出席は出来る限り私1人だけに絞り、地区幹事と2人で伺うのは、物事を決める時や、状況把握に必要な所だけに限ろうと思っています。それでも地区幹事ともども、若干の負担減になるでしょう。
 どの会合も出て見れば有意義ですし、こんな機会でもなければ巡り合えない人も多く、それはそれで面白い経験でした。これもロータリーだからこそと言えますが、それでも「これを続けてくれる次の人を探すのは、大変なことだな」と思わずにはおれませんでした。
 先月のこの欄で「辞めるには就任する以上に神経を使います」と書きました。ボランティアでも人相手である以上、同じです。だからと無理に続けては、反って周囲に迷惑を掛けることになります。どうして終われるか、終わることをどう評価するか、難しい所です。
 ガバナー月信のホームページ化を強行して3か月目になります。合理化できることは少しでも実現して、万博ロータリー館の役に立てたいと思って始めましたが、そのページを要領良くプリントアウト、委員会要覧に仕立てられた環境保全委員会には兜を脱ぎました。
 新しい技術を取り入れれば、それに合わせた新しい発展があります。ホームページ化が古紙を増やさないだけではないと知って、本業の新聞の在り方まで考えさせられました。全体のアクセスも順調に増え、雑誌形式の時代より読まれているとの報告も受けています。
 そうは言っても、この原稿の締切りは7月23日ですが、会員の目に止まるのは9月です。たとえホームページ化しても、会報を編集するのには同じような時間が掛かっているのです。苦労を掛けている担当者のために、もう一工夫したいと、つい考えたくなります。