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Vol.3
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2026.09.01
2026.09.01

Governor’s Message
日の出が少しずつ遅く感じる今日この頃ですが、暑さは依然と猛威を奮っております。
2026-27年度も2カ月が過ぎ、各クラブにおかれましては年間計画が確実に進捗していることと拝察いたします。ガバナー公式訪問も佳境に入っております。本年度地区方針が、各クラブ会長はじめ地区出向者から会員に的確に伝わっており深く感謝申し上げます。
さて、9月は「基本的教育と識字率向上月間」です。世界には、読み書きできない15歳以上の人が約7.5億人とされ、これは世界人口の20%になります。学校に通えない子どもは約7000万人。日本では、識字率はほぼ100%と言われていますが、不登校、病気が原因の方以外に、高齢者で第二次世界大戦時中、後の混乱が影響した方々が少なからずおられます。
基本的教育の充実と識字率の向上を阻害する要因は概して、紛争、戦争と貧困です。現在もサハラ砂漠以南のアフリカ諸国をはじめ、アフガニスタンなど紛争地域では識字率は低く、それらの地域以外でも未だ女性の低さが際立ちます。
日本国憲法第26条第1項では、教育を受ける権利が保障され、第2項では子どもに普通教育を受けさせる義務を親に負わせており、義務教育を無償としています。世界の大半の国は、国連の「児童の権利条約」などを批准し、法律や義務教育を定めていますが、識字率の低い地域の国々では法律さえも整備されていないのが現状です。
教育の質が低い、知識がないことで紛争、戦争、貧困が起きるのか、紛争、戦争、貧困がそこにあることで学べないのか。いずれにせよ、基本的教育と識字率の向上は世界平和のベースとなる重要な課題であります。
世界各国のロータリークラブでは、学校の建設、運営サポート、教育物資の供給、衛生の改善、教育指導力の向上、教授法の導入、成人女性への識字センター設置、移民向けの言語教育、デジタル化・教室のIT化・マネーリテラシーの育成など、多方面からの支援をしています。当地区でも衛生改善のプロジェクトが進みつつあります。こうした地道な活動が基本的教育と識字率の向上につながることを確信します。
2026-27年度
ガバナー