ガバナー月信 Vol.9  3月 メニュー
■ガバナーメッセージ ■世界ローターアクト週間によせて ■地区ローターアクト代表活動報告
■RAC活動報告 ■万博開催にあたり ご挨拶 ■ロータリー館 開館ご挨拶
■ロータリー館 地区内RC例会日程表 ■ロータリー館 メーキャップについて ■ロータリー館事務局移転のお知らせ
■GSE受入(D5370)メンバー紹介、行動スケジュール ■地区委員会だより〜インターネット委員会〜
■2005年度米山奨学生選考会 ■第4回地区諮問委員会 ■シカゴ国際大会へのお誘い
■話の泉J 「鷲、アヒル救う」 ■ハイライトよねやま 60号 ■ロータリーの友 トピックス
■今月のカレンダー ■出席報告(1月分 EXCEL形式) ■上半期分新入会員報告 ■文庫通信
■<RCへお知らせ> 奉仕への貢献に対する表彰について

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ガバナーメッセージ

国際ロータリー第2760地区ガバナー 大島 宏彦

「万博準備」


 立て込んでいた地区行事も、次年度へ向けての行事が主になって来ました。橋ガバナーエレクトは2月のアナハイム研修に先立って事務所を開設され、これまで判り難かった地区事務所も「分室」という、すっきりした形に統合されます。
 3月に入るとPETSを初め、会議も新年度に向けての動きが中心になります。円滑に地区を引継ぐのが、現ガバナーの最大の役目になります。しかし今年は、その前にRI100年と、万博ロータリー館開設という大きな課題があります。
 1月の地区諮問委員会の後、初めてロータリー館の準備状況を見せて頂きました。内藤明人2005国際博委員長(写真はロータリー館玄関前で・右は筆者)にわざわざご案内頂けたのは恐縮でしたが、今なら名古屋駅前から長久手インターを経て会場まで、30分余りで着く事ができます。
 小振りながら機能的な建物が、迎賓館に向き合っています。内部の使い勝手も良さそうですし、博覧会協会が利用したがるのも、無理からぬ所です。しかしロータリーが独力で建てた事を考えると、ロータリー行事を優先させたいものです。
 この月信が出るころには、事務局もパビリオン内に移転しています。3月3日の開館式、25日の万博開幕と、日程は容赦なく押し寄せます。期待が大きくなるほど、準備に手の掛かる課題が増えて来ます。ボランティアの手には余ります。
 すでに会合申し込みも捌ききれないほどのようです。迎賓館の都合で急に非常線が引かれて、ロータリー館が巻き添えになったらという心配は、今でも消えません。昨年の地区大会で話題になったように、会場に入るまでの苦労もあります。
 直前ガバナーの豊島館長を始め、スタッフの方の苦労はこれからが本番ですが、それでも諸先輩の努力のお陰で、既に建設費分の資金は確保できました。来年度は地区全会員から半年分の寄付を頂けば、運営費や撤去費の分も賄えそうです。
 地区の会員数も昨年末現在5362人と、期初より49人増えました。就任時に心配した「ロータリーの空白区になる」事態は回避でき、僅か3人の差ですが、2650地区を抑えて日本最大地区の栄誉を維持しています。有難いことです。
 しかし人を集める事業は最後まで気を許せません。ナゴヤドーム社長を引き受けて開業にこぎつけた時、事故が起きた時に迷惑の及ばないよう、新聞社の社長を辞任した覚えがあります。今度はそれも叶いません。無事故を祈るばかりです。