国際ロータリー第２７６０地区の２００４−５年度地区大会２日目の開催に当たり、主催者として一言ご挨拶を申し上げます。
　本日は早朝より愛知県豊橋勤労福祉会館・アイプラザ豊橋にＲＩ会長代理の近藤雅臣様ご夫妻を始め、ご来賓、特別出席者、ロータリアン、ご家族多数のご出席を頂き、ありがとうございます。東三河での地区大会開催は１９９７年の田原港・飛鳥船上での開催以来、７年振りのことです。遠方からお集まり頂いた多くの方に心からご歓迎を申し上げるとともに、ご尽力頂きましたホストクラブの豊橘南クラブの皆様に、深く感謝の意を捧げます。
　今日も盛り沢山なプログラムが予定されています。点鐘前に地元ロータリーの皆様の心尽くしによる半能をお楽しみ頂きましたし、昨日は東三河５クラブのロータリアンによる手作りバンド演奏が披露されました。ホストの豊橋南クラブでは、諸事節約して来年の愛知万博に備えながら、古代から東海道の宿場として発展して来た豊橋らしいもてなし方をと、工夫を凝らされたと伺っています。皆様にその辺をお汲み取り頂けたら幸いに存じます。
　午後の記念講演は東大名誉教授・木村尚三郎先生の「地球大交流時代―愛・地球博に寄せて」です。先生は愛知万博総合プロデューサーで、お隣り静岡文化芸術大学長もお勤めです。今年は配偶者プログラムも予定してありませんので、皆様でお聞き頂ければと思っています。地区目標の第1に「万博ロータリー館の建設と運営の成功」を掲げた私の注文を受け入れて頂いた事に感謝するとともに、今後とも一層のご理解、ご尽力をお願いします。
　地区大会に先立って私も全クラブの公式訪問を終えました。合同例会でご不便をお掛けはしましたが、丁重にお迎え頂きました会員の皆様に厚くお礼申し上げます。訪問の際の一番の関心事は、やはり先輩ロータリアンが苦労してスタートされた万博ロータリー館の壮大な計画を、どう成功させるかでした。昨日「目途がつき始めている」と申しましたが、多くの人を扱う以上、突発事の対応まで考えて置かねばなりません。前途はまだ多難です。
　しかし難しいほど成しとげる喜びも大きいものです。ロータリー第２世紀の門出を飾れるよう、皆様のご協力をお願いします。