ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

月信WEB

2018年2月号

ガバナーメッセージ

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国際ロータリー第2760 地区
2017-18 年度ガバナー
神野重行

 梅の花香る2 月を迎えました。他の月とたった2 日3 日違うだけで、アッという間に過ぎてしまうように感じる2 月です。一日一日を大切に過ごしたいと思います。
 今月23 日はロータリーの創立記念日です。ご存知のように、私どもロータリーは1905 年にシカゴで生まれ、今年で113 年ということになります。この間、先輩会員皆さんの理解と協力で、この輝かしい歴史を積み重ねてきたことに敬意を表するとともに、現役の私たちもこの歴史に誇りを持って活動を続けていきたいと思っています。
 私共ロータリーは先ず第一に世界の平和を願っていますが、今月は「平和と紛争予防/ 紛争解決月間」で、創立記念日からの1 週間は「世界理解と平和週間」でもあります。
 私は、ロータリーの一番の特徴は「多様性」を重んじるところだと思います。すなわち、性別や国籍、宗教の違いなど、人間一人一人、それぞれの違いを理解し、重んじることがロータリーの入り口です。 
 そして今、ロータリーの奉仕活動の中心となっている「ポリオ撲滅活動」は、昨年1 年間で22件の発症にまで減らすことができました。ただ、その発症例はすべて紛争地帯である、パキスタン、アフガニスタンで確認されています。このほかにも、宗教、民族などの違いから起きている戦争・紛争地域では、いつまたポリオが発症するか心配な状況下にあり、この完全撲滅に向けて、私共は最後の力を振り絞って、まず今年1 年の発症防止に努めることが目標になっています。
 また、その紛争そのものを防止し、解決することにも、我々ロータリーは尽力しています。特に「ロータリー平和フェロー」は、2002 年から、平和と紛争防止・解決を専攻して修士・博士課程で勉強する学生に奨学金を支給していますが、私共第2760 地区からは、昨年の地区大会でもご紹介したように、ここ4 年連続して奨学生が生まれています。
 今年も引き続き、世界で平和構築のために活躍する人材を応援していきたいと思っておりますので、会員各位また各クラブにおかれましては、ご理解、ご支援をお願いいたします。

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