ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

ご挨拶

近藤雄亮 国際ロータリー2014-15年度 第2760地区ガバナー

RI2014-15地区方針「集まろう・語ろう・楽しもう」

行事への積極的参加

ロータリーの行事は色々な人達との出会いの場を提供してくれます。

ある時はその主役となり、また、ある時は黒子となって、自分を感動させるミラクルな出来事との遭遇、自分の存在感・価値観の気持ちを高揚させる為に自分を導いてくれる人との出会いなど、自分の人生哲学を形成する絶好の機会を与えてくれるのがロータリーでありますし、ロータリーの行事であります。

多様性の再認識

ロータリーの基盤の一つが多様性だと思います。クラブは1 業種1 人の会員で構成するというのがロータリーの始まりでありました。ロータリーの会員として選ばれた人がその業界を代表するという考え方であります。

業種・年齢・性別・宗教・思想など色々な人達の集まりであります。

色々な人がいるという事は自分が話をし、感動する出会いが沢山あるということです。

奉仕の理想と実践

ロータリーは奉仕の理想に集った職業人の集まりであります。どんな些細な事からでもよいので奉仕への気持ちの高揚をしていきたいと思います。RI は地域社会に密着した奉仕活動を奨励しています。具体的には、ロータリ―財団の地区補助金やグローバル補助金を活用して奉仕活動を進めたらいいと思います。

次に、ロータリーが、ほぼ、30 年に亘って夢を追い続け、もう一歩で夢が現実になろうとしているポリオ撲滅活動であります。インドでは2014 年1 月13 日をもってポリオ終息宣言(3 ヵ年発症例なし) を行いました。あと少しであります。是非関心をもって頂きたいと思います。

もう一つは、ロータリープログラムでは極めて重要である新世代関連プログラムに関心を持ち、その意識高揚を図ることであります。関連する委員会の中に、財団奨学、平和フェローシップ、米山記念奨学、青少年奉仕( インターアクト・ローターアクト・RYLA・青少年交換)などのプログラムがあります。

私は国際奉仕・社会奉仕・青少年奉仕・ロータリー財団・米山記念奨学の各委員会の縦割り組織に横串をさし、一体感を持った組織の横断的連携活動をすることによって、活発な奉仕活動をすることができ、各クラブ、および地区の活性化に繋がり、ロータリーに輝きを与えるものと信じます。地区行事としてロータリーデーを開催いたします。是非、他の委員会をよく理解して頂き、ロータリーデーを通じチームプレーができる地区になることを期待します。

会員増強

ロータリーが組織体である以上、これは永遠のテーマであります。

会員増強の中身としまして
(1)新入会員の確保 (2)会員の維持 (3)会員の強化
があります。新入会員の確保については多様性を考え職業分類の未充填分野を埋める努力をしなくてはなりません。また、会員の維持・強化に関して、当地区はRLI方式の研修会や地区ロータリー研究会を熱心に行っております。

意外とロータリーについて理解されていないことが多くあると思います。

ロータリーの良いところや、今まで議論になった事をロータリーの歴史に学ぶことにより情報量が豊富になり、自分のロータリーに対する考え方に味がつき、楽しさが増し、美味しい実をつけるのであります。つまり維持・強化に繋がり、ロータリーに輝きを与えることになります。

私の考え方

今、ロータリーは過去どんな風だったかを歴史に学び、現在どの様になっているかを、しっかり見据え、そして将来どのように成って行くのか、あるいは、どの様にしていくのかを考える大事な変化点にあります。

ポール・ハリスの言葉

「ロータリーがしかるべき運命を切り開くには、私たちは常に進化し、時には革命的にならなければなりません」

これは地球上生物の進化の過程において突然大きな変化( 突然変異) が起き、急速に高等生物へと進化していったのと同様だと思います。

そして、RI が現在のロータリー変革期における危機感から打ち出したのがDLP,CLP,RI戦略計画、ロータリー財団の未来の夢計画であります。

RI 戦略計画

実践項目

 クラブのサポートと強化
  人道的奉仕の重点化と増加
  公共イメージと認知度の向上

     +

基本理念

 中核的価値観( 奉仕・親睦・多様性・高潔性・リーダーシップ)

・・・ これが車の両輪である :奉仕の理想
・・・ これが車そのものである :ロータリーの構成基盤
・・・ これが車の運転姿勢である:ロータリアン
・・・ これが車のエンジン・推進力である:奉仕の実践
  • 親睦は何時どうして生まれるか
    :集まって仲良く語り合い、お互いを知り合った時
  • 寛容の精神は何時どうして 生まれるか
    :色々経験をつみ、人の意見に対し真摯に耳を傾け ることができる様になった時
  • 道徳心は何時どうして 生まれるか
    :社会における自分の存在意義を理解した時
  • 信頼は何時どうして 生まれるか
    :しっかりした知識を持ち、状況判断ができその言動が相手に心底認められた時

高潔性

ロータリーの基本理念からすると高潔性はロータリアンが身につける当たり前のことである。元々ロータリーは道徳心の上に立って成り立っているものであって、法律上問題がなければ何をやっても良いというものではない。

リーダーシップ

過去を知り現在の状況判断がしっかり出来、未来を見据え自分のやる気を言葉に表し、行動で見せ皆から如何に共感を得るかということである。これはお互いの強い信頼関係の上に成り立つものである。

ロータリー財団の未来の夢計画

ロータリー財団の未来の夢計画は" 財団は私たちのもの "ということを強調しているものであります。ロータリー財団をもっと理解し、奉仕の理想の実現の為に大いに活用しましょう。ロータリー財団への寄付やロータリー財団の資金活用に対して、目標を立て実現することによりロータリーに輝きを与えましょう。

私の思い

ロータリーには元々大きな柱が2 本あった。

  1:出席

  2:一業種一人の会員制

これがロータリーに於ける不易流行の不易の部分だと私は思っています。

火山がその後の環境変化によって人が見える部分が如何に形を変えようとも、地下深くエネルギーを蓄えているマグマは地下を脈々と流れる煮えたぎった溶岩流となり人の見えるところで新しい形のものを創造する。地下を流れるロータリーエネルギーが、その時々に出くわす環境によって新しい形のものを作るが、このエネルギーの元は決して変わることのないものだと私は信じます。

もう一度1960 年代に起こったロータリーマグマ活動が、再度力強く活動をし熱き溶岩流が流れ多様な模様を作り出すことを切望します。

地区会員全員熱くなり、ロータリーに輝きを与えましょう。

I believe that Gentleness from Loneliness and Sympathy must be brought, in other words Fellowship from Loneliness and the Ideal of Service must be sprang in our heart.

寂しさから優しさが生まれ、そして思いやりが育まれる。言い換えれば、寂しさか ら親睦・友情が生まれ、そして奉仕の理想が湧き上がると信じます。

Let's get together , talk together face to face and enjoy Rotary

さあ集まろう  語ろう  そして楽しもう