RI会長

 現在は、ロータリアンにとって興奮に満ちた時です。ロータリーの全盛期がこれからやってくると私は信じています。ポリオの撲滅がかつてないほど実現に近づいている今、私たちは、ロータリーの歴史における一つの章の終わりのページを書こうとしています。そして、未来の夢計画の開始とともに、新たな章の第一ページを書き出そうとしています。

 未来の夢は、ロータリー財団の新たな時代の幕開けです。ロータリーの素晴らしさをすべて取り入れた未来の夢は、さらに大きく、持続可能な国際プロジェクトを促すと同時に、地域社会のニーズに応える地元プロジェクトでの柔軟性を高めることによって、ロータリーを新しい次元へと昇華させるものです。従来のやり方を大きく変えることになりますが、新システムへの移行においてクラブを援助することは、皆さんの仕事の大きな部分です。地区ロータリー財団委員長と協力しながら、未来の夢や変化の恩恵についてクラブが理解し、活動の中でリソースを最大活用できるよう支援することが、ガバナーである皆さんの仕事です。

 私の故郷、オクラホマ州では、偉そうに話す人がいたら、言葉だけでなくお金を出せ、と言うことがありますが、私もロータリー財団について偉そうに話すことがありますので、寄付をするようにしています。すべてのロータリアンは、寄付先として財団を第一に選ぶべきだと思います。ロータリー役員なら、なおさらです。誰かに寄付をお願いするなら、まず自分が寄付をし、「模範を示して導く」必要があります。財団に個人的に寄付するよう、協議会の前に私から皆さま全員にお願いしたのは、この理由からです。そして今日、皆さま全員、そしてRI理事会と財団管理委員会の全員が、これを実行してくださったことをご報告でき、大変嬉しく思います。これによって、総額675,000ドルの寄付が集まりました。

 もし私が寄付をお願いしていなければ、これだけの寄付は集まらなかったのではないかと思います。これは、今日ここにいる私たち全員が心得ておくべきことだと思います。誰かに何かをしてもらいたいとき、相手がそれに気づいて自発的に行動するのを待つか、お願いするか、二つの選択肢がありますが、後者の方がずっと理に適っているのではないでしょうか。

 高校時代、私はキー・クラブに所属して活発に活動していました。「キー・クラブ」が国際ロータリーの青少年プログラムではないことは、皆さまならおそらくご存知だと思います。これは、ほかの奉仕団体、国際キワニスの青少年プログラムです。当時、自分はいつの日かキワニアンになるだろうと思っていました。

 しかし今日、国際キワニスの会長エレクトではなく、国際ロータリーの会長エレクトとしてここに立ち、次期役員の研修を行っています。これはなぜだかお分かりでしょうか。

 その理由は、誰も私をキワニス・クラブに入会するよう誘ってくれなかったからです。一方、私を入会に誘ってくれたのは、オクラホマにあるノーマン・ロータリー・クラブでした。今日ここにいるのは、その時に入会を頼まれたからです。