ロータリークラブ|国際ロータリー第2760地区ガバナーHP

  • 「ロータリー独特の職業奉仕への取り組みを強調する」
  • ほかの奉仕団体や人道団体とロータリーとの違いを明確に分けるものです。職業倫理への高い水準を保ち、日々実践することによって、私たちは同僚や従業員、顧客はもちろんのこと、競合相手に対しても模範を示すことができます。
  • 「国際ロータリー内の指導的才能を最大限に活用し、育成する」
  • ロータリーの未来にとって欠かせない要素です。私たち一人ひとりが、なんらかのかたちで指導的役割を担うべきです。クラブレベルで委員会の委員長や奉仕プロジェクトの委員を務めたり、地区レベル、国際レベルで活躍するなど、さまざまな役割があります。すべてのロータリアンは職業において指導的な立場にある人々ですから、ロータリーにおいてもこの指導力を発揮すべきです。
  • 「組織全体を通じて継続性と一貫性を保つために、長期計画の手順を完全に実施する」
  • クラブ、地区、国際レベルで毎年指導者が交代する際に、引継ぎが効果的に行えるようにすることが目的です。

この長期計画はRI理事会が承認したものではありますが、これを実施するのは皆さんです。RI会長が、皆さんのクラブに入会するようにと新しい会員を誘うことはできません。また、RI理事会が、ポリオ撲滅の支援に向けて、皆さんの地域で募金活動を企画したり実施したりすることもできません。同様にシニア・リーダーが、皆さんの職場でロータリーの倫理規範を実践することもかないません。すべては、皆さん自身が実行しなければならないのです。ロータリーの未来はあなたの手の中にあります。

一人ひとりのロータリアンに自らの責務を胸に刻んでいただくために、この真実を2009-10年度のテーマとして選びました。かのウィンストン・チャーチル卿は、「偉大さの代償は責任だ」と述べています。ロータリーは偉大な組織です。私たち一人ひとりが課題に立ち向かい、未来に対する責任を果たすなら、ロータリーはさらに素晴らしい組織へと発展する可能性を秘めているのです。

ロータリーにおいては、「ロータリアン」という肩書きの下、各会員に仕事が与えられています。私たちの任務は、地元と国際社会において必要とされる奉仕を提供すること、そして、事業と専門職務に携わるリーダーを新会員として誘い、地域社会で好ましいイメージを築きながら、クラブの器を広げていくことです。ロータリアンとしての私たちの職務には、職場と私生活において倫理的行動の規範を示し、クラブと地域社会においてリーダーの役割を務め、ロータリーの最優先事項であるポリオ撲滅を全面的に支援することも含まれています。

ロータリアンという仕事には、計り知れない恩典があります。私たちは、かけがいのない親睦を享受し、他者のために尽くすという個人的な生きがいを得ることができます。皆さんがロータリーとその力を信じるのであれば、今こそ立ち上がり、全身全霊でロータリアンとしての仕事に全力投球するときです。ロータリーの未来はあなたの手の中にあるのです。

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