ロータリークラブ|国際ロータリー第2760地区ガバナーHP

一世紀余りにわたり発展し続けてきたロータリーの奉仕を振り返るとき、私たちの未来は、苦境にある人々に希望をもたらし、争いの絶えない世界に平和をもたらす幾世代ものロータリアンによって末永く確かなものとなるに違いないと胸を張って言えます。私たち一人ひとりは、いわば過去を未来へとつなぐ鎖の輪のような存在で、大いなるロータリーという伝統の一部を成しているとたとえることができます。

この鎖が解けることなく永続していくためには、個々の輪が強くなくてはなりません。ロータリーの未来への鎖を堅固なものに鍛え上げることは、私の責務であり、皆さんの責務です。今年より来年、また、来年より再来年、さらにロータリーを強くしていくことは、私たちの責務です。また、ロータリーが、明日、次の新たなチャレンジに取りかかれるよう、今日、ポリオのない世界を築くという約束を果たすことも、私たちの責務なのです。マハトマ・ガンジーは、かつてこのように言いました。「未来は、私たちが現在成すことによって決まる」第二世紀においてもロータリーの発展を望むのであれば、現状に甘んじているだけでは十分とは言えません。これからの長い道程に備えて地図が必要となりますが、私たちはその地図をすでに携えています。

国際ロータリーは確かな未来を築くため、世界中のロータリアンから協力を得て、7つの優先項目を掲げた長期計画を立てました。今、この計画を実行に移すときがやってきたのです。

  • 「ポリオを撲滅する」
  • 私たちの最優先事項です。募金のチャレンジを通じて、この重要な仕事を完遂し、世界に対して約束を果たすために、私たちはリソースの提供というかたちで力になることができます。
  • 「ロータリーに対する内外の認識と公共イメージを高める」
  • ロータリーが新会員を引きつけ、他団体からの協力を得ることにつながります。ポリオ・プラスでロータリーは世界の表舞台で活躍するようになりました。今後は、地元と世界における奉仕活動をメディアと地域社会に広め、国際的な地位を築いていくときがやってきたのです。
  • 「他者に奉仕するロータリーの能力の増大を図る」
  • ロータリーの使命の核心に触れるものです。四大奉仕部門に沿って時間と才能と熱意をこれまでより少しだけ多く捧げるなら、すべてのロータリアンがこの目標に向けて貢献できます。2009-10年度も、近年、クラブが取り組み続けている重要な問題、すなわち、水、保健と飢餓救済、識字率向上の分野における奉仕活動に専念するよう、ロータリアンに呼びかけていきます。
  • 「ロータリーに対する内外の認識と公共イメージを高める」
  • 重要な優先事項です。これは、ロータリーが達成すべき目標のすべてが会員をよりどころとしているからです。資格ある新会員をもたらすことは、私たち一人ひとりの責務です。しかしながら、この責務を果たしているロータリアンはわずかです。ほかの人々にクラブへの入会を勧め、会員を増やすことができるのはロータリアンしかいないのです。

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