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TOP PAGE > ガバナー月信 > No.13 最終号 | ![]() |
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青少年交換委員会 委員長 鈴木 吉男 2005−2006年当初において、青少年交換を行っている全世界の地区に、R.I.よりロータリアン、その配偶者、その他のボランティアの人々が,子供達に肉体的、性的あるいは精神的な虐待を防止し、彼らの身の安全を守る為の環境を作り、維持することを目的とした「青少年交換の為のガイドライン」の作成を行い、2006年4月迄にR.I.に送付し承認を得るよう要請があり、もし出来なければ青少年交換プログラムを行ってはならない。という通達がありました。日本中の地区青少年交換委員会、ガバナー会及びガバナー会青少年委員会がその対応に苦慮し、日本における独自のガイドライン作成に奔走する一年でした。 16名の特別チームが組まれ、私もその一員として名古屋、東京、大阪と泊りがけの作成を行いました。 R.I.から提出期限が6月迄と延期されたこともあり、5月の長崎会議にて最終案を提示し、承認を得たのち、日本全国統一のガイドラインをR.I.に提出することが出来ました。 7月現在、R.I.より認証を得ることが出来ましたので、それにより2007年度から、「地区危機管理委員会」が新設されることになりました。 当初は、青少年交換だけの問題でしたが、現在では新世代にかかわるすべてのロータリープログラムから子供達を守るということになり、まだ一般のロータリアンの皆様にはアナウンスがされていませんが、今後ロータリアン全員に周知されることになると思います。 最後に2005−2006年度のプログラムで受入を依頼したロータリークラブの皆様には大変お世話になりました。青少年交換は3年でようやく一つのサイクルが終わるプログラムです。去年8月に試験を受け、合格した学生達は、今年の春にブラジル、オーストラリアに3名を送り出し、7月、8月には、アメリカ、カナダ、スイス、フィンランド、ドイツ、タイに出発します。来年の帰国まで一年間何のトラブルもなく帰国できることを、心から祈っています。 現在、青少年交換において学生のスポンサーロータリー探しが大変困難になり、新しいシステム構築が必要となっています。ロターリーの青少年交換の灯を消さぬよう、より一層のボランティアをロータリアンの皆様にお願い致します。 |