ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2760 国際ロータリー第2760地区
ガバナー月信
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 ガバナー月信 No.12 6月 ロータリー親睦活動月間
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■ガバナーメッセージ

 会員の皆様、お元気ですか。この一年間は同期のガバナー、地区幹事・副幹事、役員、ガバナー補佐、各委員長を始めパストガバナー等、想定の範囲外の方々にもご支援ご協力していただき、6月を迎えることができましたこと、心から感謝申し上げます。本当に有難うございました。
 昨年は、愛・地球博の開催中に大島さんからバトンタッチされ、ガバナー公式訪問も万博の公式行事と重ってしまい、ご無理をお願いして合同例会が多くなってしまいました。全クラブを訪問することが出来なくて申し訳なく思っています。しかし2,205万人が来場した万博では、我々2760地区のロータリアンと国内有志の方々の寄附によって建設・運営されたロータリー館は、迎賓館の向かい側という立地条件の良さもあって、ロータリアンだけではなく一般の来場者や万博協会が主催したセミナー等にも幅広く利用されて、延べ2万人以上の来館者を数えました。百周年行事にふさわしいものとなり、また協会からも大変高い評価を受けて良い思い出となりました。特に、豊島館長を始め藤本さん達地元ロータリアンの献身的な奉仕により、例会やメークアップ受付はもちろんのこと、一般の方々が困った時の休息場所として利用されたことは、ロータリアンの優しさと思いやりを表わすもので、日本のロータリーの歴史、そして多くの人々の記憶に残ったものと信じます。
 5月の連休はニュージランドに行きました。南島で10℃位、晩秋の感じでした。マウントクックのハミテージホテル前に、エベレストを初登頂したヒラリー卿の登山服姿の銅像がありました。1953年5月29日、英国のハント隊の一員としてネパール人のテンジンの案内で8,848mのエベレスト(チョモランマ)の初登頂を成し遂げた彼は、1919年にニュージランドのオークランドで生まれて今でもそこに住んでいますが、若い時から当地では有名な冒険家であり、マウントクックに何回も登って訓練を積んでいたということで、ここに銅像のある理由が分かりました。この山は南島の中央山脈にあり、南極大陸プレートとオーストラリア大陸プレートがぶつかって出来たのがこの島と山脈です。今でも2つのプレートが押し合って、山頂は少しずつ隆起しては風化崩落し、富士山より22m低い3,754m(位)になっています。
 ニュージランドは人口410万人に対して羊4千万匹(多い時は7千万匹)、牛1千万頭という牧畜主体の大変のんびりとした人情味のある国のようです。ヒラリー卿もネパールのシェルパ達の生活向上を願って募金活動をして、昔の協力に報いる運動をしているといいます。来期のRI会長ウィリアム(ビル)B・ボイド氏もニュージランド出身ですから、人情味のある優しい会長になられるでしょう。
 当地では、斉藤さんがガバナーに就任されます。立派なお人柄と熱意でリードしていただき、2760地区が益々発展し繁栄することを期待し、最後のガバナー月信の挨拶とさせていただきます。本当に有難うございました。