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ガバナープロフィール

Governor Profile

「チェンジロータリー 新時代への成長に!」

― コロナゼロ・カーボンゼロ支援 ―

人類の危機を救うロータリーになろう!

活動方針

Activity Policy

昨年から続く新型コロナウイルス感染者の更なる拡大により、2度目の緊急事態宣言が発出されることとなり、GOTOトラベル等の前向きな経済活動はやむなく中断され、日本や世界は引き続きパンデミック状態となっています。しかし、こういった状況から新しい様式が確立されてきたのも事実であり、オンラインによる会議やミーティング、懇談会の開催はすでに広く浸透しています。
また一方で、三密を避けるための巣ごもり需要も増加し、食事、交通、外部活動において変化が生まれました。ロータリークラブも大きな影響を受けておりますが、マイナスにとらえるのではなく、前向きにとらえて変化に対応するロータリーになることが急務と考えます。
そのためにはRIが提唱しているロータリーのビジョン声明、中核的価値観の「親睦」・「高潔性」・「多様性」・「奉仕」・「リーダーシップ」を取り⼊れ、また、行動計画の ①より大きなインパクトをもたらす ②参加者の基盤を広げる ③参加者の積極的なかかわりを促す ④適応力を高める、ことについて学び活かすことにより、ロータリークラブ、ロータリアンの成長は新時代を切り開くきっかけになります。
2020年3月以降、ロータリークラブもオンライン例会やバーチャル形式での開催に大きく舵をきりました。人と人が顔を合わせることが難しい時代、それがニューノーマルになり、人が集まることで活性化されていた時代は否定されました。今後、新型コロナウイルスが収束したとしても、オンラインやバーチャルといった便利なものは活用されることでしょう。
しかし、この新型コロナウイルスの影響は、マイナスなことばかりでもありません。緊急事態宣言を受け、社会生活が変化したことにより、CO2 排出がかなり減少したというプラスもありました。今からの時代、環境問題は避けて通れません。再生可能エネルギーを利用し、環境を守っていくことが人類としての使命でもあります。
このかつてない未曽有の事態は、今までの在り方を考え直すチャンスです。これからの新しい時代を生き抜くために、新しい考え方にチェンジする必要があります。残すべきものは残し、新しいものを取り⼊れ、変えるべきものは変える勇気が必要な時であります。
今私たちは2つの危機に直面しています。新型コロナウイルス感染拡大という目の前の危機と、将来を脅かす地球温暖化という危機です。コロナゼロのためにロータリーとしてやるべきことは何でしょうか。カーボンゼロを目指す時代にロータリーはどのような奉仕ができるのか2760地区として考え、行動に移したいと思います。
従って今年度の地区方針は「チェンジロータリー 新時代への成長に」とし、コロナゼロ・カーボンゼロ⽀援に重点をおいた活動をしていきます。

行動方針

①クラブの発展なくしてロータリーの発展なし
・地区84クラブがより元気になるために地区として最善を尽くし応援していきます
・地区、クラブが一丸となり、力合わせ行動を起こすことにより内外に存在感を示すことができます
・評価の高い、地域に貢献度の高いロータリーになることによって人気が高くなり成長発展します

②チェンジロータリー
・ポールハリスの友達を作ろうから115年たち、今ビジョン声明、中核的価値観、行動計画と新しいロータリークラブに生まれ変わろうと努力しています。親睦を中⼼としたロータリークラブから奉仕ができるロータリークラブに変わろうとしています。時代の要求ニーズに合うロータリーに変化していくことが大切だと考えます。
・公共イメージ向上を考えた事業を行い、地域社会によりインパクトを与える
・クラブ・地区委員会も今までとは少し違うやり方・考え方に変え、新しいことを取り⼊れる
・内向きの奉仕から外向きの奉仕活動を意識した組織に変えることが必要と思います。特にクラブの組織については奉仕活動に多くの人員を配置し、奉仕できる人的環境をつくる。

③会員の基盤を広げよう
シェカールメータRI会長は「EachOne BringOne みんなが一人を⼊会させよう」と言っています。現在120万人の会員を130万人に増やすという大きな夢のために協力をお願いしたいとのことです。今年度、2760地区としては「一人が一人以上の人に声をかける」をしてもらいたいと考えております。特に女性は声がかからない人が多いと聞きます。地区6%の女性の比率を8%に引き上げたいと考えます。また若い人の⼊会も重要です。ローターアクト、学友を活用していきます。衛星クラブの設立にも力を⼊れていきたいと考えます。もう一つ忘れてはいけないのは、会員増強と同じく重要視すべき退会防止です。その最たるものとしては高齢会員であり、今、生涯ロータリアンという人が減ってきたことは非常に残念なことです。生涯ロータリアンになってもらう方策をクラブで考えてほしいと思います。また、3年未満の新会員の退会防止についても、合わせて考えてほしいと思います。

④ロータリー奉仕デー
RI会長が提唱しているロータリー奉仕デーは、2クラブ以上での事業で、より大きく地域社会に貢献することができると考えます。ガバナー補佐と力を合わせ、地域のニーズにこたえられる奉仕活動を実践していただきたい。親睦を中⼼としたロータリークラブから、ロータリー以外の人たちからも評価してもらえるロータリークラブになるよい機会だと思います。ぜひインパクトのある奉仕イベントを期待します。

⑤コロナゼロ・カーボンゼロ⽀援をしよう
奉仕活動の中でも、特に新型コロナウイルス対策とカーボンゼロ対策への⽀援に重点をおいた活動を推奨します。各クラブでどのような⽀援ができるのか考え実行してほしいと思います。
また会員全員にゼロバッジを配布し、常に着用してもらい、ロータリーがコロナゼロ・カーボンゼロの活動をしていることを認知してもらう。そして活動を広くアピールして公共イメージ向上に役立てます。

⑥ロータリアンとしての誇りを高めよう
ロータリーというのは、個人ではできないことをできるようにしてくれます。世界平和のための活動、7つの重点分野への活動など一人ではできないことがロータリーの組織、仲間とならできます。ロータリー財団、地区補助金、グローバル補助金,WFを利用し、地域だけでなく世界規模での奉仕事業もできます。しかし、外へのアピールという面では少々地味でありました。地域、世界に貢献していることを堂々と広くアピールするべき時だと思います。そしてロータリアン⾃⾝の誇りを持てるようになりたいものです。

⑦ロータリーファミリーとの連携を強化しよう
ローターアクター、インターアクター、ライラリアン、青少年交換学生、米山記念奨学生たちの若い力を積極的に取り⼊れてロータリーの活性化を図りましょう。

⑧ロータリー賞、ガバナー特別賞へ挑戦しよう
ロータリークラブセントラルでの申請になります。

⑨国際大会へ参加しよう(アメリカ・ヒューストン)
2022年6月4日~8日。皆様の多くの参加を期待しております。

ガバナー月信

Governor's Monthly Letter

ガバナー活動報告

Governor Activity Report

2021-22年度 ガバナー特別賞

クラブ戦略委員会を設置しており、MY ROTARY登録がクラブ会員の50%以上、ロータリークラブセントラルを利用しているクラブで、次のどちらか一つを達成し、クラブ会長より申告されたクラブ。

1 地区の活動方針に沿って有意義な事業となった活動で、ガバナーも認める成果をあげたクラブ

2 米山記念奨学事業として①②の両方を達成しているクラブ

  • ① クラブ一人平均2万円以上の寄付額を達成(特別・普通寄付合計金額)

  • ② クラブ特別寄付率80%以上を達成(特別寄付人数÷クラブ会員数)

表彰の対象となる期日は2022年3月1日現在とします。未完の事業は申告時に完了時期を明記してください。また、小数点以下切り上げとします。