ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

公共イメージ向上委員会

2014/10/26 ロータリーデー

ロータリーデー開催報告 岡崎ロータリークラブ

報 告:社会奉仕委員長 杉浦 健太郎
    青少年奉仕委員長 水野 周久

岡崎RC・RAC・IAC 合同「おおだの森環境保全活動」について

当クラブのロータリーデー活動として、岡崎ロータリークラブと岡崎ローターアクトクラブ・岡崎学園高等学校インターアクトクラブと合同で、10 月26 日(日)に岡崎市額田地区の「おおだの森」での環境保全活動を行いました。
当日はRC・RAC・IAC 合わせて25 人が参加し、午前中は「おおだの森」の育成活動をしておられる「山留舞会」の会員の方々に協力する形で市民が植えた桜やモミジ周辺の下草を刈り取る作業を行いました。山の下草の茎は非常に硬く小さな鎌で刈り取る作業は結構大変でしたが、作業が終わった時には頂上付近の散策道の周囲はかなりきれいになったと思います。
午後には、岡崎市環境保全課の河合寿八様より「岡崎市の森林環境保全について」のお話をお聞きしました。岡崎市の総面積の6割は森林で、そのうち60%が杉や檜の人工林である事、人工林は絶えず下草刈り、枝打ち、間伐などの林業作業を行わないと緑の砂漠といわれるような木の根元が浮き上がって枯れてしまう状態になってしまう事、安価な外材の輸入により採算が取れないことで林業作業を行う人が減少してきている事などの問題点を判りやすく解説していただきました。森林は、水源涵養機能、土砂災害防止機能、快適環境形成機能など私たちの生活に関わる様々な機能を持っており、この機能を金額に換算すると全国で年間約70兆円に上り、岡崎市だけでも年間340 億円になるとのことでした。
今回RAC・IAC の若い人たちと一緒に下草刈りの作業の大変さを体験し、専門家のお話を聞くことによって、森林の環境保全の重要性について更に理解が深まったと思います。

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