ロータリークラブ(国際ロータリー第2760地区 ROTARY International District 2760)

公共イメージ向上委員会

2014/10/12 ロータリーデー

ロータリーデー開催報告 犬山ロータリークラブ

報 告:幹事 田中 茂生

我が犬山ロータリークラブは、本年不易流行を目指し伝統と共に新たな奉仕活動に光を当てロータリーデーを開催しましたのでご報告します。
「あなたも地域見守り隊」を旗印に社会奉仕活動のオレンジリング推進運動(痴呆老人サポーターキャラバン)と国際奉仕活動の多文化共生推進運動(在留外国人との交流活動)の2 つの活動を犬山市、扶桑町及び周辺地域の人々に啓蒙する目的で、最近健康増進の目的で流行っております自転車競技のポタリングを取り上げ、自転車の散歩や散策を通して地域の環境、交通問題に触れ、合わせて健康推進のためのポタリングツアーを企画し、犬山ポタリング協会と共催で「自転車散歩in 犬山2014」を開催いたしました。
2014 年10月12日(日)犬山城前の広場にポタリング参加者670 名が集いました。ここで犬山ロータリーメンバーは、ポタリング参加者へのオレンジリング(痴呆老人サポーターキャラバン運動)の考えを推進するためのオレンジリボンの自転車ハンドルへの装着参加を実施し啓蒙を図りました。当日は犬山市内の4 つのブースを通過してそれぞれのブースでスタンプと体験をしていただく企画の中で、第一のブースを犬山ロータリークラブが担当しました。
会場の犬山市民文化会館とその前の広場では犬山市商工振興祭が開催され多くの団体が商業テントのブースを設け賑わっておりました。その1ブースをポタリングの通過点としてテントを2 張り設置し「2014ワールドフードフェスタ犬山」と題し、ブースを設けて外国の家庭料理を紹介し、食べてもらい、各国の料理を堪能してもらうことで多文化に触れ、コミュニケーションを図りました。ポタリング参加者3 世代、日本全国からの参加者600 名に加えて商工振興祭に参加した犬山市及びその周辺の人々1,000 名に多文化共生事業を展開しているNPO シェイクハンズの協力のもと、7 カ国(ペルー、ボリビア、中国、ブラジル、ミャンマー、ベトナム、フィリピン)の家族の参加家庭料理の配布し、「あなたも地域見守り隊」と云うキャチフレーズで、多文化共生、オレンジリング運動の二つを啓蒙するためのバッチを配布しました。
協力団体としては、犬山ポタリング協会があり、共催者として自転車散歩in 犬山を企画し愛知県自転車協会、犬山市とともに参加者の募集、コース設定、を担当。多文化共生を進める目的でNPO 法人シェイクハンズ及び犬山扶桑地区在留外国人の家族の参加、それぞれの郷土料理を提供するブース設定と参加者,一般来場者へのワールドフードの提供、犬山商工会議所:当日は商工振興祭を開催し場所と参加ブースを提供ポタリング参加者の中継点の確保に協力。犬山市をあげての事業となりました。
ポタリング参加者と一般市町民に参加を願い配布しました後日11 月29 日(土)のオレンジリング推進運動例会と2 月14 日(火)の多文化共生推進例会を開催し『あなたも地域見守り隊』という考えを啓蒙し参加した3 世代の人に理解していただく機会を設けました。NPO 法人シェイクハンズ主催の「多文化共生シンポジウム」の愛知県、犬山市と共に後援をし、育成資金を渡しました。
現在急速に進む高齢化社会の到来とそれに伴う痴ほう老人の増加、徘徊問題。厚生労働省をあげてのキャンペーンで本年の犬山ロータリー社会奉仕運動であるオレンジリング推進活動(痴呆老人サポーターキャラバン)と残留外国人とその子供たちを取り巻く環境と諸問題、愛知県は全国第2 位の在留数あり我が犬山市も県下有数の在留数です。多文化共生のための問題点は日本語に対する識字率の低さが影響しており地域皆で解決しなければならない問題です。この二つの活動を合わせて『あなたも地域見守りたい』という考えを啓蒙し参加した3 世代の地域住民及び東海三県からの参加者に広げることができました。

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