ロータリー財団委員会 The Rotary Foundation

国際ロータリー第2760地区ロータリー財団委員会 The Rotary Foundation committee

ロータリー財団委員会

ポリオ・プラス委員会

■委員長の言葉 ポリオ・プラス委員会 ポリオ・プラス委員長 佐々木 久直

 2007年の規定審議会にて、「ポリオ撲滅」を国際ロータリーの最優先プロジェクトとすることが確認されました。2008年よりゲイツ団体との「1億ドルのチャレンジグランド」によるパートナーシップでの募金活動がスタートし、2012年には「2億ドルチャレンジ」を達成。そして、2013年の4月に世界ワクチンサミットにて「ポリオ撲滅・エンドゲーム戦略計画」が立案されました。新計画実施には推定で55億ドル必要とされ、40億ドルの資金投入が誓約されましたが、まだ5億ドルが不足しています。

 国際ロータリーは、「END POLIO NOW:歴史に1ページを刻もう」キャンペーンを展開して、毎年3,500万ドルの寄付を確約しました。ゲイツ財団は、ロータリーの寄付に対し2倍の毎年7000万ドルを上乗せするパートナーシップの拡大を発表しました。2013年~18年の5年間で、合計5億2500万ドルの募金を目標に掲げ、2018年の「地球上からポリオ撲滅宣言」を目指します。

 今年度、当委員会は、(1) 2015年10月24日(土)~25日(日)に開催される「ワールド フード ふれあいフェスタ」での 広報活動と募金活動、(2) 2016年1月中旬に行われるインドでの「全国ポリオワクチン投与日(NID)」への参加を通じて、募金活動とアドボガシー活動を柱としての事業を計画しています。

 2015年6月17日現在のポリオ症例数は、パキスタン24人、アフガニスタン3人となり、世界合計の発症数が27例と、昨年の359人より大幅に激減しています。ポリオ撲滅まで「あと少し!」です。ロータリー財団のポリオ撲滅活動に、皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

ポリオについて

ポリオ撲滅の支援

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RI第2760地区 ロータリー財団 ポリオ・プラス委員会
第3回ワールドフード+ふれ愛フェスタ活動報告

報告者:2760地区ポリオ・プラス委員会
委員長:佐々木久直、委員:于 咏

2015年10月24日(土)、25日(日)、愛知県名古屋市栄の久屋大通公園にて、『第3回ワールドフード+ふれ愛フェスタ(WFF)』が開催されました。今年は素晴らしい晴天に恵まれ、大勢の人々で賑わいました。二日間で延べ7万人もの来場者があり、当地区の重要な年間行事の一つとなってきています。
 ポリオ・プラス委員会は、第1回開催より「ポリオ撲滅」活動の認識向上を目指し、ポリオ撲滅まで「あと少し!」特大パネルでのPR活動を始め、パンフレットの配布や募金活動を行っています。財団委員会に所属する各委員会のロータリアンには前日の準備からお手伝い頂き、当日からはインターアクト、ローターアクトのメンバーはもちろん、現在来日している青少年交換留学生たちも積極的にお手伝いして頂き、イベントが本当に楽しく行えました。
 当日は「END POLIO NOW」とプリントされている風船を配り、「ポリオって何?」クイズに挑戦してくれた子供達にはお菓子やアートバルーンを、ロータリアンにはEND POLIO NOWのピンバッジを配りながら、特大パネルの前で「あと少し」ポーズの写真を撮影し、掲載しました。恥ずかしいからと遠慮された方も多くありましたが、最後にはパネル一面に参加した皆さんの「笑顔いっぱい!」の写真が掲示できました。
 ロータリアンのみならず、一般市民や外国の観光客も多く来場され、その活気に溢れた姿は海外のテレビ番組の取材者も魅了しました。
 ゲストとしては、初日に大村愛知県知事が、2日目はRI理事や片山さつき氏、神田前愛知県知事が来場し、ポリオ撲滅のPR活動を大いに盛り上げてくれました。
 皆さまのご協力のお蔭で2日間の寄付総額は約120万円と、大きな成果をあげることができました。皆さまのご協力に感謝いたします。本当にありがとうございました。

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