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超我の奉仕 朋友ロータリアンの皆さん 識字率向上と水保全が注目すべき二つの緊要な問題であると私は確信していますが、その一方で、ロータリー・クラブもまたこれに優るさまざまな重要問題に取り組んでいることを承知しています。ロータリーの素晴らしさは、奉仕の機会を数多く提供してくれることにあります。クラブは地元地域社会のニーズを見極め、それを叶えるためにいかにしてその人材源や資源を生かすことができるかを判断します。この草の根の参加がロータリーの成功の特徴であり、私は、地元や海外の地域社会にとって最も有益となる奉仕を引き続き行っていただくよう、すべてのクラブに奨励したいと思います。 しかしながら、これは一人で実行できることではありません。多くの場合、私たちは同じ理想や目標を共有する他団体と協力して活動することによって、地域社会のために多くを成し遂げることができます。年度の奉仕計画を立てられるにあたり、他団体と協力関係を結ぶことによって、クラブの活動をいかに広げることができるかを検討してみてください。 1911年、ロータリアンは「超我の奉仕」という標語を熱意をもって採択しました。それは、この標語が、生まれたばかりの組織が発展の途上にある中、その理想を巧みに言い表していたからです。それから95年間、この標語は、私たちが人道的奉仕を遂行し、高い道徳的水準を推進し、国際理解と平和のために活動する上で、根底をなす動機となってきました。私たちの生活に内在するあらゆる事象と同じように、この標語を私たちは自然に受け入れることができます。来たる年度、すべてのロータリアンに「超我の奉仕」の真の意味をじっくりと考えていただく機会が与えられます。そして、この思いやりと寛容の精神に満ちた普遍的メッセージに、新たな思いを抱かれることになると思います。
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