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超我の奉仕 朋友ロータリアンの皆さん このような分野の一つに、識字率向上と教育があります。一対一の取り組みから大規模な識字率向上プログラムに至るまで、ロータリー・クラブは、読み書きを学ぶ人々を助けるための数多くの素晴らしいプロジェクトを実施してきました。学校に教材を提供し、教師を教育し、子供たちに通学に必要な衣服や本を提供してきました。そして世界中の地域社会においては、ロータリアンが学校を訪問し、子供たちに本を読んで聞かせ、その逆に子供たちが本を読むのを聞いてあげてきました。 これら数多くの成功にもかかわらず、未だ無数の成人が、簡単な文の読み書きができず、実用的な識字能力を備えていません。つまり、通常の業務や毎日の生活に必要な読み書きや計算を行うことができないのです。この問題によって、自分をはじめ家族を養う上で非常に多くの人々に制約が課せられており、この問題への取り組みに、ロータリーの豊かな経験と継続的活動が必要とされているのは明白です。 2005-06年度を通じて、私は、世界各地でロータリアンが効果的に取り組んでいる問題、すなわち水保全に関連する活動も継続するようロータリアンに奨励していきます。ロータリー・クラブによる無数の水プロジェクトのおかげで、何十万もの人々が今や水を手に入れることができ、飲用水や適切な衛生環境による多くの保健上の恩恵を受けています。 しかし、未だ多くの課題が残されているのも事実です。あまりに多くの人々が、安全な水の供給を受けられず、適切な衛生環境に恵まれていません。その結果、予防できるはずの水を介在とした感染症によって死ぬ必要のない多くの人々が死亡しています。水保全問題はまた、食糧供給にも影響を与えています。1人の人間が必要とする毎日の食事を生産するためには、2,000から5,000リットルもの水が必要とされているからです。国連は、この世界的な水の危機を「経済発展、貧困緩和、環境、そして平和と安全への脅威」と表現しています。飢餓を軽減し、この重要な資源が奪われている人々の保健と福祉を改善するために、ロータリアンの継続した活動が是非にも必要とされているのです。
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