ROTARY INTERNATIONAL DISTRICT 2760 国際ロータリー第2760地区
ガバナー月信
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 ガバナー月信 No.7 1月 ロータリー推進理解月間
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2005〜06年地区野球大会


■ガバナー新春メッセージ

 ロータリアンの皆様、明けましておめでとうございます。本年も宜しくご支援ご協力の程、お願い申し上げます。
 昨年はロータリークラブ創立百周年に当る年であり、ロータリーとして第2世紀に入ったわけですが、当地区では新空港のオープンに続き21世紀最初の世界博が開催されました。2,205万人の来場者を数え大成功に終わりました。ロータリー館も当地区と関西地区、その他、日本各地の皆様のご賛同を頂き建設運営され、盛田・内藤・大島・豊島PG、藤本さん始めスタッフの方々の大変な努力で有効に活用することが出来ました。これは単に、ロータリアン同志だけで利用したわけでなく、ロータリーパビリオンデー、米山留学生の集い、各クラブの例会等の他に、要人の受入、国際投資セミナー、講演会、また一般の方々の休息所として、多くの人々に十分に利用して貰えました。万博協会やその他の団体からも感謝されました。万博の成功とロータリー館の有効な運営は、大島PGから2年間に亘る地区目標でありましたので、このような形で終えたのは大変喜ばしいことでした。
 1月は理解月間でありますが、万博時の国際、社会、職業、クラブの各奉仕活動が、一般の方々に少しでも理解して頂けたと思いますし、今後とも日常生活の中で、思いやりの気持で奉仕することが大切なのだと思います。
 1月26日はオーストラリアデーといいます。1770年4月、ジェームス・クック船長がメルボルンの対岸ヒックス岬に上陸し(現在も記念碑が立っています)、1788年1月26日には英国海軍フィリップ総督の下、約千人の英国人(米国が独立したので、それまで米国に送っていた囚人がオーストラリアに送られることになった)がシドニーに上陸し、この地をイギリス領と宣言した日であります。また1795年にフリンダースが8年かけてオーストラリアを一周し、島であることを確認しました。クック船長は英国では大変尊敬されています。英国のヨークシャーに彼の両親が建て(1755年)、クック船長が育った家が1933年に競売にかけられました。その時、メルボルンに住むラッセル・グリムウエイド卿がその家を買い取り、煉瓦や床石に一つずつ番号をつけ、メルボルン市の中心にあるフィッロイ公園の中に完全な形で復元され、市民の憩いの場となっています。この様に有効なお金の使い方の出来たラッセル卿は、きっとロータリアンであったことでしょう。