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TOP PAGE > ガバナー月信 > Vol.1 7月 | ![]() |
![]() ■ガバナー就任にあたり
![]() 2月末にアナハイムでの国際協議会を終了すると直ぐ、3月3日にロータリー館の完成引渡し式、3月24日には天皇・皇后・皇太子様をお迎えして21世紀最初の愛・地球博の開会式、4月のガバナー事務所分室移転等々、今年の前半は本当に慌ただしく過ぎました。 万博開幕以来、入場者の数も増加し、ロータリー館の利用も豊島館長、藤本事務局長さん達のご努力で随分増えました。一般の方々にもPRが行き渡り、世界のロータリアンからも喜んでもらっています。ただ建設運営資金が、9月末に当館を引き払い原状復旧するまでを考えると、若干不足するものと思われます。今期も会員の皆様から引続きご寄附をお願いすることになりますので、何卒ご理解の上、ご協力をお願いいたします。 RI新会長カール・ヴィルヘルム・ステンハマー氏は、本年度のテーマを『超我の奉仕』と発表しました。今年2月にロータリークラブは結成100周年となり、本年度はロータリーにとって第2世紀の最初の年になるので、原点に戻って見直そうという意味なのでしょうか。また、今までは、各会長の強調事項が変わっていましたが、今年は大切な事は継続性を持たせるべきであるという方針で、識字率の向上、水保全保健衛生問題などは引続き強調されることになっています。現在力を入れているポリオプラスプロジェクトもWHOや各国の政府とも協力して継続されますが、ポリオ問題が終らないうちに新しい世界規模のプロジェクトは開始しないと明言したのは、新会長が北欧出身で堅実な性格によるものではないかと推測されます。 会員増強も強調されました。世界的にもなかなか困難なようですが、各クラブが毎年1名ずつ純増できれば、世界120万人の会員数は10年後に150万人になるという計算になります。 ロータリーはクラブ活動が原点ですから、各クラブが例会や諸活動を工夫し、会員が楽しく感じ、社会的に評価されるようになれば、良い資質の新しい友人が増えてくるでしょう。本年度は、国の行事としての万博後半と公式訪問開始の時期が重なり、会員の皆様にはご迷惑をお掛けするのではないかと心配していますが、全力を挙げて親睦と理解の輪を広げるお手伝いをさせていただきますので、一年間の変わらぬご支援ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。 ![]() ■直前ガバナー大島宏彦様ご夫妻への感謝の言葉
当年度のRIテーマ『ロータリーを祝おう』の言葉通り、2月にロータリー100周年、3月には愛・地球博開幕(ロータリー館の募金・建設・運営開始)、更には、ご出身の名古屋クラブの創立80周年を迎えるという多忙な年度であったにもかかわらず、大島さんは公務、社業、ロータリーという3つの活動を平常心で淡々とこなされ、それぞれの分野での任務を十二分に遂行されました。誠に頭の下がる思いがいたします。 また、持ち前の実行力によりガバナー月信のホームページ化、地区事務所の改編と移転を進められましたが、いずれも時代の要請に合った簡略化・合理化であり、後任者として基本的に継続させていただくつもりでございます。 大島ご夫妻には、今後ともいろいろお世話になることかと思いますが、その豊富な経験と卓越したご意見により、適時適切にご指導賜れば誠に有難く存じます。 お二人には健康に充分留意され、今後とも益々ご活躍いただきますようお祈り申し上げまして、一年間のご苦労に対するお礼の言葉とさせていただきます。 |