25-26
ガバナー月信

Vol.9

2026.03.01

表紙

Governor’s Message

「水と衛生月間に、
なぜ世界ローターアクト週間が設けられているのか」

 国際ロータリーでは、年間を通じてそれぞれの月に特別月間を設け、私たちロータリアンが奉仕の意義をあらためて見つめ直す機会としています。
 3月は「水と衛生月間」であり、あわせて「世界ローターアクト週間」が設けられています。

 安全な水へのアクセスや衛生環境の改善は、人の命と尊厳に直結する課題であり、教育、健康、貧困、さらには平和にも深く関わる、極めて普遍的なテーマです。

 では、なぜ水と衛生月間に、世界ローターアクト週間が設けられているのでしょうか。
 私自身、これまでこの二つの関係について、明確に理解できているとは言えませんでした。
しかし改めて疑問を覚え、学びを深める中で、そこには国際ロータリーの明確な意思があることを知りました。

 水と衛生の課題は、整備して終わるものではなく、それを維持し、学びとして共有し、次の世代へと引き継いでいくことによって、はじめて意味を持つ分野です。
 そのような重要な分野において、若い世代が主体的に関わることの意義を示すものとして、世界ローターアクト週間がこの月に位置づけられていることを知りました。

 さて、ここで当地区に目を向けてみましょう。
現在、当地区には9つのローターアクトクラブがあり、その活動は提唱ロータリークラブの支えのもとに続けられています。しかしながら、84のロータリークラブを擁する当地区においては、ローターアクトの活動に日常的に触れる機会は、必ずしも多いとは言えないのが現状かもしれません。

 だからこそ私は、ローターアクトの活動を、私たちロータリアン一人ひとりの学びや気づきと結びつけて捉えていくことが大切なのではないかと考えています。
世代を超えて、ともに学び、ともに地域社会に貢献していく。その姿勢を分かち合うことが、若い世代が主体的に歩んでいくための、確かな土台になるのではないかと思っています。

2025-26年度
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