22-23
ガバナー月信

Vol.1

2022.07.01

表紙

Governor’s Message

皆さん、7月1日から
新しい年度が始まりました。

いよいよ、新しいロータリー年度が始まります。
ガバナー補佐、地区研修リーダー、地区委員会委員長、地区幹事スタッフの皆様と共に、それぞれのクラブ運営に寄与すべく努力していきたいと思います。皆様のご協力をお願い致します。
今年度も新型コロナ禍の抑え込みに向けて努力していますが、まだまだ、終息には程遠い状況が続いています。私達の取り巻く社会環境が刻一刻と変化しており、これに対応することがより一層求められています。ロータリークラブの更なる活性化を進め、高みを目指し、よりインパクトのある活動を展開しなければならないと考えます。
先ずは、ロータリアン一人一人が未来を描き、躊躇せずチャレンジする行動が必要となってきます。まさに、ロータリアンの資質が問われています。
良き時代の奉仕活動を学び、現在の状況を認識し、未来を設計(描く)しましょう。ロータリーは、今や地域社会や国際社会において必要不可欠な存在となり、その役割の必要性が増しています。このため、より革新的かつ柔軟な活動体制を構築していく必要があります。ロータリーの更なる地位向上を目指し、問題を克服し進化しなければなりません。
 さて、今年度は、女性会長が誕生した記念すべき年度であります。RI会長ジェニファー・ジョーンズさんは、“私たちがベストを尽くせる世界を。想像してみてください”と我々に問いかけています。『イマジン・ロータリー』であります。ここでの「想像」とは、ロータリーの変革の時代に入り、「未来を設計すること」と解釈できます。
今こそ、『D E I』をロータリーの基本的理念として活動するときです。これは、全ての人にロータリー活動の機会を与えるとともに、全てのロータリアンが世界平和を目指し、社会・組織の中で必要とされ、且つ尊敬・尊重される活動人であることです。
ロータリークラブは、多様な会員を有しており、その会員一人一人が意識を持って実践すれば、「目的意識と熱意が生み出され、クラブの魅力をさらに向上させられる」と強く信じています。
そのためには、多様性、インクルージョンについて考えなければなりません。外国人経営者、女性経営者、女性管理職の人口も増え続け労働環境も変化してきています。まさに変革の時代の到来です。「D E I」を取り入れ、みんなで活動を進めていきましょう。
奉仕活動の本質は笑顔にあると私は思っています。私たち自身が笑顔を忘れず、一人でも多くの人達を笑顔にしていく事が大切です。ロータリーがこれまで蓄積してきた実績を踏まえ、さらに多くの笑顔に溢れた未来を実現していきましょう。
 また、重点分野に環境分野が加わり、益々、環境分野の重要性が増して参りました。環境問題は、私達の日常生活に悪影響を与えると同時に、将来を担う子供たちのかけがえのない未来を奪うものであると理解していなければなりません。私たちの出来ることから取り組みを始めましょう。
今後、国際ロータリー第2760地区の更なる発展に向け、邁進する所存です。一年間、皆様のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。

国際ロータリー第2760 地区
2022-23年度
ガバナー
名古屋中ロータリークラブ所属
篭橋 美久