【社会貢献活動】「ニュートンのリンゴの木」植樹(春日井ロータリークラブ)

2013年11月23日(土) 10時より、都市緑化植物園に於いて、春日井ロータリークラブ創立45周年と春日井市政70周年の共同記念事業の一環として、「ニュートンのリンゴの木」を植樹しました。
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◆ニュートンのリンゴの木◆
物理学者ニュートン Sir Isaac Newton (1643-1727)が、リンゴの実が木から落ちるのを見て 「万有引力の法則」を発見したという逸話は有名です。ニュートンの生家にあったリンゴの木は、接ぎ木によって各国の科学に関係ある施設に分譲され育てられています。



【挨拶】 春日井ロータリークラブ会長 屋嘉比良夫
本日の「ニュートンのリンゴの木」の植樹式には大勢の皆様方にご参加頂きました事を心よりお礼申し上げます。私は今ここに来賓者の挨拶として立たせて頂いていますが、私は来賓者とは少々立場が違いますので、その辺を少しお話させて頂きます。
我々の所属する春日井ロータリークラブは、本年度で創立45周年を迎えます。その記念事業の一環と致しまして、我が町に何か残せる物はないかと、考えていました所、「ロータリーの森」で何か出来ることはないだろうかという提案が有りました。
2013年11月29日(金)第2164回(11月第5例会)私共、春日井ロータリークラブは、ふれ合い緑道の中に「ロータリーの森」を持たせて貰っています。ふれ合い緑道の八田町の新興橋西300m前後にあります。
今から20年前のロータリークラブ25周年記念事業として、全国のロータリークラブにお願い致しまして、47都道府県の県木や市木を送って貰い、植樹致しました。それから丸20年経ちましたが、気候や風土の違いも有り、根付いた樹木と根付かなかった樹木が有り、現在は当時の約半分程の30本程になってしまいましたが、その後も色々な木の植樹や、整備、手入れなどを行って参りました。
そして、その「ロータリーの森」に植える記念になる樹はないだろうかと探していた所、「東京大学理学部付属小石川植物園」の「ニュートンのリンゴの木」が条件を満たせば頂けると知り、早速、さきほど御来賓の御挨拶を賜りました、地元選出の丹羽秀樹代議士にお願いし、早速アポイントを取って頂きました。そしてすぐに前年度の当クラブの会長に東京まで出向いて頂き、交渉をして頂きました。その折には、小石川植物園としては接木をする枝木を来年の2月頃にお分けするとのご返事を頂きました。
ここまでは春日井ロータリークラブ独自で企画運営を進めて参りましたが、春日井ロータリークラブとしては樹木に対しては素人ばかりで、接木する技術や知識等無く育てるのは困難です。貴重な枝木を枯らす訳にはいかないので、春日井市の緑化植物園である程度、苗木になるまで、育てて頂けないかと、伊藤 太 春日井市長様にお願い致しました所、快くお引き受けして下さいました。誠にありがとうございました。
そして、早速、春日井緑化植物園より小石川植物園に接木の仕方やリンゴの種類等、専門的な仕事を尋ねて頂いた所、「春日井ロータリークラブ創立45周年と春日井市政70周年の共同記念事業であれば「苗木」を贈りましょう。」との事になり、本日の運びとなりました。春日井市様には本当に有難うございました。心より感謝申し上げます。
愛知県春日井市は日本のリンゴの木の育つ最南端の土地だそうで、リンゴの木とは、とても縁が深いと感じております。この「ニュートンのリンゴの木」を春日井市の中心の「ロータリーの森」に植樹することで、春日井市民の皆様に楽しんで頂き、「子供たちに夢を与え科学する心を育てる」という東京大学理学部付属小石川植物園の目的に沿うためにも、多くの子供たちに見て頂くのが本来だと思いましが、この「ニュートンのリンゴの木」がこの地、「グリーンピア春日井」に根付きましたら子供たちの良き教材になると共に、春日井市民の心の拠り所になる事を確信し、春日井市政70周年と春日井ロータリークラブ創立45周年の共同事業とさせて頂く事になりました。
長くなりましたが、ニュートンのリンゴの木」が春日井市に来た経緯をお伝え致しました。
この後、ロータリークラブが用意致しました記念植樹のプレートの贈呈と植樹式を、行いますので、皆様のご協力をお願い致します。
「本日は、何かとお忙しい中、御参加頂きました市民の皆様、及び春日井ロータリークラブの皆様方、誠に有難うございました。

LinkIcon詳しくは、春日井ロータリークラブまで。