【社会貢献活動】桜植樹
【講演】浄化センター    (西尾KIRARAロータリークラブ)

「みなとまち緑地」内の3箇所に、桜を植樹しました。
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20130329_nishiokirara_1.JPG愛知水と緑の公社 下水道部矢作川衣浦東部事業所次長 鈴木秀夫氏

矢作川浄化センターは平成4年に供用開始され、20年を過ぎました。
豊田市から岡崎市、安城市、西尾市、幸田町の4市1町の下水を処理しています。
下水は、国道や県道の下に埋設した下水管を自然流下で浄化センターまできます。
地上から15m地下を流れてきますが、例えば、豊田市からですと地下のもっと深いところを流れることになりますが、途中にポンプ場を設け、一度高い所まで持ち上げて、そこから自然流下させます。



20130329_nishiokirara_3.JPGこのようなポンプ場が3カ所あります。
下水は、浄化センターできれいにして、矢作川に放流します。
この浄化センターでは、水処理私設と汚泥処理施設を設けております。
下水は、三つの大きな池をとおして浄化していきます。ここでの浄化は微生物を使っています。
三つの池を通り、かつ微生物で処理することで、透明度の高い処理水となります。
水のきれいさは法律に基づくところに従っています。
この浄化センターの特長ですが、矢作川に放流する前にしなければならない消毒に紫外線を使っていることです。
通常の浄化センターは次亜塩素を使っています。これは水道の浄化に使っている薬です。
なぜ、矢作川浄化センターで薬を使わずに紫外線を使っているかですが、三河湾ではアサリの稚貝が採れること、そして海苔の養殖をしていることから、これらに害がないようにという配慮からです。
当浄化センターでは1日に23万立米、小学校のプール575杯分を処理しています。
汚泥は脱水して焼却処分にしています。その灰はセメントの原料などに有効活用していただいています。
ご家庭でお願いしたいのは、当浄化センターは微生物を使っていることから、料理で使う油分が多いと微生物の死滅につながります。油はなるべく、固めたり、新聞に吸い取って燃えるゴミ等に出してください。洗剤等も、適量を使うようにしていただきたいと思います。

LinkIcon詳しくは、西尾KIRARAロータリークラブまで